
スリープは省電力と作業再開の速さを両立できる便利な機能ですが、設定画面から項目が消える・グレーアウトして選べない・意図せず無効化されるといったトラブルが起こることがあります。
この記事では、スリープが使えない原因と有効化するための具体的な対処法を、表・手順・補足説明を交えて解説します。
目次
スリープが使えない/無効化される主な原因(概要表)

| 原因 | 詳細 | 対策 |
|---|---|---|
| 電源オプションの設定不備 | 高パフォーマンスモードや一部のカスタムプランではスリープが無効化される場合あり | 電源プランをバランスに変更、スリープ設定を再構成 |
| ドライバー未対応 | グラフィック・チップセット・LANドライバーの不具合や未更新 | メーカー公式サイトから最新ドライバーをインストール |
| ハードウェア仕様 | 一部のデスクトップやModern Standby非対応機ではスリープ項目が制限される | BIOS/UEFI設定を確認し、省電力関連機能を有効化 |
| 周辺機器の影響 | 外付けデバイスがスリープ移行を妨げる | USB機器を外して動作確認 |
| グループポリシー/レジストリ設定 | 管理者設定やカスタマイズでスリープが禁止されている | ポリシーやレジストリを既定値に戻す |
対処法① 電源オプションの見直し

- [コントロールパネル] → [電源オプション] を開く
- 使用中の電源プランの [プラン設定の変更] → [詳細な電源設定の変更] をクリック
- 「スリープ」項目を展開し、時間を設定
- 必要に応じて電源プランを「バランス」に変更
対処法② ドライバーを最新化

- 重要ドライバー
- グラフィックドライバー(NVIDIA/AMD/Intel)
- チップセットドライバー
- ネットワークアダプター
- 更新手順
- デバイスマネージャーから更新するか、メーカー公式サイトから最新版をダウンロードしてインストール
対処法③ BIOS/UEFI設定の確認

- BIOS起動後、「ACPI設定」や「省電力モード」を有効化
- 最新BIOSにアップデートすることで、スリープ機能が有効化されるケースあり
- Modern Standby対応の有無も確認(
powercfg /aコマンドで確認可能)
対処法④ 周辺機器の影響を排除

- 外付けHDDやUSBハブ、ドッキングステーションを外す
- 無線マウスやキーボードがスリープ動作を妨げる場合は一時的に無効化して確認
対処法⑤ グループポリシーやレジストリの修正

- グループポリシーエディタで
[コンピュータの構成] → [管理用テンプレート] → [システム] → [電源管理] → [スリープ設定] を既定値に戻す - レジストリの電源設定を誤って変更した場合は、バックアップから復元
よくある質問(FAQ)
- Modern Standby非対応だとスリープは使えませんか?
一部機能は制限されますが、従来のS3スリープが使える場合があります。
powercfg /aで確認してください。- スリープが消えた場合、初期化しか方法はないですか?
多くの場合、ドライバー更新や電源設定見直しで復活します。初期化は最終手段です。
- USB機器が原因でスリープできないことはありますか?
はい。特に外付けストレージやUSB給電機器が原因になるケースがあります。
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まとめ
- スリープが使えない原因は設定・ドライバー・ハードウェア仕様・周辺機器・ポリシー設定など多岐にわたる
- 対策は電源オプションの見直し → ドライバー更新 → BIOS設定確認 → 周辺機器切り離し → ポリシー修正の順で試す
- Modern Standbyやハードウェア仕様も関係するため、環境ごとの確認が重要
Tamaglo最後までお読みいただきありがとうございます。
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