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【Windows11対応】Wi-Fi設定・接続・トラブル完全ガイド｜IPアドレス・プロファイル削除・再設定まで網羅

Windows 11のWi-Fi設定を管理するラップトップ。IPアドレス、DNS、ネットワークプロファイル、コマンド入力が視覚的に表示されている。

Windows 11でWi-Fiを利用していると、接続できない、IPアドレスが取得できない、ネットワークが不安定など、さまざまな問題に直面することがあります。本ガイドでは、Wi-Fi接続の基本から、IPアドレス確認、プロファイルの削除・変更、コマンドによる再設定まで、ネットワーク設定に関する情報をまとめて解説します。

Wi-Fiに接続・再接続する方法

まずは基本的なWi-Fi接続手順を確認しましょう。

通常の接続手順

  1. タスクバーのWi-Fiアイコンをクリック
  2. 一覧から接続したいSSIDを選択
  3. パスワードを入力して接続

接続できないときのチェックポイント

  • 機内モードがオフになっているか
  • SSIDとパスワードが正しいか
  • 他の機器でWi-Fiが利用できるか

IPアドレスの確認と設定方法

Windows 11のWi-Fi設定画面で、IPアドレスとDNSを手動で設定している様子。

設定アプリで確認

  1. 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「Wi-Fi」> 接続中のSSID を選択
  2. 下にスクロールし「IPアドレス（IPv4）」を確認

コマンドプロンプトで確認

ipconfig /all

「Wireless LAN adapter Wi-Fi」セクションにある「IPv4 Address」が該当します。

固定IPの設定とDHCPへの切り替え

netsh interface ip set address "Wi-Fi" static 192.168.1.100 255.255.255.0 192.168.1.1
netsh interface ip set dns "Wi-Fi" static 8.8.8.8

DHCPに戻すには 

netsh interface ip set address "Wi-Fi" dhcp
netsh interface ip set dns "Wi-Fi" dhcp

Wi-Fiプロファイルの削除と再登録

Windows 11のWi-Fi設定で、保存済みネットワーク一覧からSSIDを削除している画面。

削除方法

  1. 設定アプリ > 「ネットワークとインターネット」 > 「Wi-Fi」
  2. 「既知のネットワークの管理」 > 削除したいSSIDの「削除」ボタンを押す

削除前の注意点

  • パスワードが分からないと再接続できないため、事前にメモしておくこと

コマンドで削除・再接続

netsh wlan show profiles
netsh wlan delete profile name="SSID名"
netsh wlan connect name="SSID名"

ネットワークプロファイルの変更（パブリック／プライベート）

Windowsファイアウォールの設定画面。ポート開放とファイアウォールの有効・無効切り替えオプションが表示されている。

Wi-Fi接続時に適切なプロファイルを設定することで、セキュリティを強化できます。

手順

  1. 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「Wi-Fi」> 接続中のSSID
  2. 「ネットワークプロファイルの種類」で「パブリック」または「プライベート」を選択
種類内容
パブリック外出先のWi-Fiなど。不特定多数のネットワーク用
プライベート自宅・社内など信頼できるネットワーク。ファイル共有が可能

コマンドでのWi-Fi管理

メモ帳で開いたWindowsバッチファイルの画面。netshコマンドでIPとDNSを一括設定するスクリプトが記述されている。

コマンド（netsh）を使うことで、設定の確認・再接続・プロファイル削除が可能です。

代表的なコマンド一覧

コマンド説明
netsh wlan show networks利用可能なSSIDを一覧表示
netsh wlan show profiles保存済みWi-Fi一覧の確認
netsh wlan delete profile name="SSID名"プロファイル削除
netsh wlan connect name="SSID名"接続スクリプトとして活用可能

よくある質問（FAQ）

自動接続されなくなった場合の対処法は？

プロファイルが削除された、または「自動接続」がオフになっている可能性があります。

IPアドレスが「169.254〜」になるのはなぜ？

DHCPサーバーから取得できなかった場合のAPIPA（自動プライベートIPアドレス）です。

プロファイル削除後、再登録するには？

SSIDを一覧から再選択し、パスワードを再入力してください。

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まとめ

Wi-Fi接続のトラブルは、設定の見直しやプロファイル管理で解決できることが多くあります。本記事で紹介した設定画面とコマンド操作の両方を活用することで、より安定したネットワーク環境が実現できます。

Tamaglo

最後までお読みいただきありがとうございます。

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