
PC起動時に毎回バッチファイルを手動で実行するのは面倒――そんなときに便利なのが「ログオン時の自動実行」です。
Windows 11ではタスクスケジューラを使うことで、特定のバッチファイルをログオン直後に自動で実行できます。
この記事ではその設定手順を、初めての方でも迷わないように解説します。
目次
ログオン時にバッチを実行するメリット
- 定期的な処理を自動化できる
- 忘れがちな作業を確実に実行できる
- 管理者としての操作も事前に設定可能
たとえば以下のような場面で役立ちます。
- サービスの自動再起動
- ログ記録のクリア
- ネットワークドライブの再接続
- VPN接続スクリプトの起動
タスクスケジューラで設定する手順

- タスクスケジューラを開く
スタートメニューで「タスクスケジューラ」と入力して起動。 - 右側の「基本タスクの作成」を選択
- 任意のタスク名を入力(例:ログオン時のバッチ実行)
- トリガーを「ログオン時」に設定
- 操作は「プログラムの開始」を選択し、バッチファイルを指定
例:C:\Users\ユーザー名\Documents\startup_script.bat - 完了をクリックして登録
補足:管理者権限が必要な場合は、「最上位の特権で実行する」にチェックを入れたカスタムタスク作成をおすすめします。
注意点とトラブル対策

- バッチファイルのパスに空白がある場合:
"(ダブルクォーテーション)で囲む - ユーザーアカウント制御(UAC)が邪魔する場合:
タスクのセキュリティオプションで「最上位の特権で実行」にチェック - 実行されない場合
- 実行ログを確認する
- タスクの「条件」タブで「電源が接続されているときのみ実行」などを無効にする
よくある用途の例
| 処理内容 | 使用バッチ例 |
|---|---|
| ログクリア | del log.txt など |
| サービスの再起動 | net stop ○○ && net start ○○ |
| 一時ファイルの削除 | %temp% 内を削除 |
| VPN接続 | rasdial コマンド使用 |
| 定期メンテナンス | sc query で状態チェック |
よくある質問(FAQ)
- スタートアップフォルダに入れる方法と何が違うの?
スタートアップはユーザー権限でしか動かないため、管理者権限が必要な処理はタスクスケジューラが適しています。
- タスクが起動しない原因は?
多くの場合は、パスのミス・権限不足・条件設定ミスが原因です。
- 起動時だけでなく、定期実行もできますか?
はい。タスクスケジューラでは「毎日」「毎週」「1時間ごと」などの指定も可能です。
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まとめ
ログオン時にバッチファイルを自動実行することで、Windows 11の作業効率は大きく向上します。
タスクスケジューラを活用すれば、管理者権限の必要な処理でも安定的に実行可能です。
手順に沿って設定し、自動化の第一歩を始めてみてください。
Tamaglo最後までお読みいただきありがとうございます。
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