
WinRARは圧縮・解凍ソフトの定番として知られており、RAR形式に加えてZIPや7zにも対応しています。このページでは、WinRARを使ったファイルの圧縮・解凍方法を中心に、パスワード保護や分割保存の手順もわかりやすく解説します。
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WinRARは無料で使える?ライセンス情報まとめ
目次
WinRARでできること一覧
操作 | 内容 |
---|---|
解凍(展開) | RAR、ZIP、7zなどの圧縮ファイルを展開 |
圧縮 | 複数ファイルを1つにまとめてZIP/RAR形式で保存 |
暗号化 | パスワード付き圧縮(AES-256対応) |
分割保存 | 指定サイズで分割ZIP/RARの作成 |
ファイルを解凍(展開)する方法

- 解凍したいZIPまたはRARファイルを右クリック
- 表示されるメニューから「ここに解凍」「指定フォルダに解凍」などを選択
- パスワードが設定されている場合は入力画面が表示される
解凍形式はRAR、ZIP、7z、TAR、ISOなど多数に対応しています。
ファイルを圧縮する方法
- 圧縮したいファイルやフォルダを選択
- 右クリックしてWinRARから「圧縮して…」または「WinRAR」に追加
- 圧縮形式(RARまたはZIP)を選択し、ファイル名を指定
- 圧縮オプションでパスワード設定や分割も可能
- 「OK」で圧縮開始
パスワード付き圧縮の手順(暗号化)

- 圧縮ウィンドウの「書庫名とパラメータ」を開く
- 「パスワード設定」ボタンをクリック
- 任意のパスワードを入力
- 「ファイル名も暗号化」にチェックを入れると、一覧も隠せて安全性が向上
- 圧縮を実行
暗号化にはAES-256が使われ、ZIP形式でも有効です。
分割保存(スプリット圧縮)の手順
大きなファイルを分割して保存するには
- 圧縮設定ウィンドウで「ボリューム分割」を指定(例:100MB)
- WinRARが指定サイズごとに複数ファイルへ自動で分割
- 解凍時は最初のパート(.part1.rarなど)を開くだけでOK
実用的な使い分け
シーン | 推奨形式 | 理由 |
---|---|---|
圧縮率を重視 | RAR | 高圧縮率・復元記録あり |
汎用性を重視 | ZIP | Windows標準で対応、送付にも便利 |
セキュリティを重視 | ZIP + AES暗号化 | 解凍ソフトで対応可能、パスワード共有しやすい |
よくある質問(FAQ)
Q. RARとZIP、どちらが良いですか?
A. 圧縮率や機能性を重視するならRAR、互換性や共有を重視するならZIPがおすすめです。
Q. WinRARで7zは使えますか?
A. 7z形式の解凍には対応していますが、圧縮はできません。
Q. パスワード付きZIPがWindowsで開けないのですが?
A. Windows標準のエクスプローラーでは暗号化ZIPに対応していない場合があります。7-Zipなどの解凍ソフトを使用してください。
まとめ
WinRARを使えば、ZIPやRARなどの圧縮・解凍だけでなく、パスワード保護や分割保存といった高度な操作も簡単に行えます。
目的に応じた形式や機能を選び、安全かつ効率的にファイルを管理しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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