
WinRARとは?
WinRARは、RAR形式のファイル圧縮・解凍に対応したシェアウェアです。以下のような特長を持っています:
- 高圧縮率のRAR形式に対応(ZIPや7zも可)
- AES-256暗号化や分割アーカイブ、復元記録など多機能
- Windowsを中心に広く普及
- 試用後も使えるが正式には有料(ライセンス制)
無料で使える?試用とライセンスの関係
WinRARは40日間の試用期間が設定されています。ただし、試用期間後もポップアップで購入を促されるだけで、機能制限はなく使用を継続可能です。
- 個人利用では購入せず使い続けているユーザーも多い
- ただし法人や企業での業務利用では、ライセンス購入が必須です
WinRARのダウンロード方法
日本語版(公式代理店サイト)
- WinRAR日本語版ダウンロード(winrarjapan.com)
- 特徴:日本語UI・国内サポートあり
- 注意点:64bit版のみの提供。32bit版はありません
海外公式サイト
- WinRAR公式英語版(win-rar.com)
- 特徴:多言語対応・最新版・32bit版も入手可能
- 注意点:UIは英語、インストーラーも日本語非対応
比較項目 | 日本語版 | 海外版 |
---|---|---|
言語対応 | 日本語 | 英語(他多数) |
サポート | 国内代理店 | 本国対応 |
32bit対応 | × | ○ |
ライセンス購入 | 可能 | 可能 |
WinRARの使い方
基本的な操作方法
- 解凍:RARまたはZIPファイルを右クリック → 「WinRARで展開」
- 圧縮:ファイルを選択 → 右クリック → 「WinRARで圧縮」
- 暗号化:圧縮時にパスワードを設定 → AES-256で暗号化可能
ZIP形式にも対応しています
- 圧縮形式は「RAR」と「ZIP」から選択可能
- 解凍はRAR/ZIP/7zなど多くの形式に対応
WinRARの脆弱性と注意点
- WinRARは過去に脆弱性の指摘があり、定期的なアップデートが重要です
- 非公式なクラック版(crack)や破解版本(中国語)を使うとウイルス感染リスクが高まる
- ライセンス未購入での業務利用はコンプライアンス違反にあたる場合があります
JVN#59547048|WinRARにおけるシンボリックリンクベースの「Mark of the Web」チェックバイパスの脆弱性
Macで使える?代替案は?
WinRARは基本的にWindows専用ソフトです。Macでは以下のような対応が考えられます:
方法 | 解説 |
---|---|
RAR Extractor Free | Mac App Storeで入手可。RAR解凍に特化 |
The Unarchiver | 無料・日本語対応・ZIP/RAR/7z対応 |
コマンドラインで unrar 使用 | Homebrew で unrar をインストール(やや上級者向け) |
Macでは「WinRAR」という名前の純正ソフトはないため、上記の代替ソフトが一般的です。
よくある質問(FAQ)
- WinRARは完全無料ですか?
いいえ。40日間の試用後も使えますが、ライセンス購入が公式には必要です。
- ダウンロードするなら日本語版と海外版どちらが良い?
日本語UIや国内サポートを求めるなら日本語版、32bit対応や最新版を使いたい場合は海外版がおすすめです。
- WinRARにウイルスの危険性はありますか?
正規サイトからのダウンロードであれば安全です。海賊版(crack)利用は危険です。
- MacでWinRARは使えますか?
Mac版はありませんが、RAR Extractor FreeやThe Unarchiverなどで代替可能です。
関連記事リンク
- WinRARの使い方|ZIPファイルの圧縮・解凍手順
- WinRARは無料で使える?ライセンスと試用期間の仕組み
- WinRARのダウンロード方法|Windows 11/32bit対応まとめ
- WinRARの危険性は?脆弱性・海賊版利用のリスク解説
- WinRARはMacで使える?代替案と注意点まとめ
まとめ
WinRARは高機能な圧縮・解凍ソフトであり、RAR形式を扱いたいユーザーや企業にとっては今も定番です。
無料で使い続けることもできますが、ライセンスの扱いや安全性の観点から、正規利用が推奨されます。ダウンロード時には、日本語版か海外版かの違いに注意し、目的に合った環境で活用しましょう。
こちら
WinRAR海外公式サイトはこちら(32bit版あり)

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