
Windows 11では、デスクトップをさまざまな方法でカスタマイズできますが、時には壁紙が勝手に変更されてしまうことがあります。
特にパソコン初心者にとって、原因が分からないと非常に困惑してしまうものです。この記事では、この問題の原因を解説し、解決するための具体的な手順をステップバイステップで紹介します。
壁紙が勝手に変わる主な原因
Windowsスポットの影響

今回のケースでの主な原因は「Windowsスポット」です。Windowsスポットは、インターネットから毎日新しい壁紙を自動的にダウンロードして設定する機能です。この設定が有効になっていると、ユーザーの許可なく壁紙が変更されることがあります。
さらに、Windowsスポットが有効な場合、デスクトップに「この写真についての詳しい情報」というアイコンが自動的に表示されることがあります。これは壁紙の詳細情報を表示するためのものですが、不要な場合は削除することも可能です。
スライドショー設定
Windowsの「スライドショー」設定が有効になっていると、指定したフォルダー内の画像が一定時間ごとに自動的に壁紙として変更されます。この設定が原因で壁紙が勝手に変わることがあります。
サードパーティアプリの影響
一部のサードパーティ製アプリケーションやウィジェットは、壁紙を自動的に変更する機能を持っています。これらのアプリがバックグラウンドで動作している場合、意図せず壁紙が変更される可能性があります。
Windowsスポットが原因の場合の対処方法
Windowsスポットの無効化方法

Windowsスポットが壁紙の自動変更の原因である場合、以下の手順で無効化することができます。
- 設定を開く
- スタートメニューをクリックし、歯車アイコンの「設定」を選択します。
- 個人設定を選択
- 左側のメニューから「個人設定」をクリックします。
- 背景設定を確認
- 「背景」を選択し、現在の背景設定を確認します。
- Windowsスポットをオフにする
- 背景の種類が「Windowsスポット」に設定されている場合、「画像」または「単色」を選択します。
デスクトップに表示される「この写真についての詳しい情報」アイコンの削除
Windowsスポットが有効な場合、デスクトップに「この写真についての詳しい情報」アイコンが表示されることがあります。これを削除するには以下の手順を行います。
- デスクトップを右クリック
- デスクトップの空いている部分を右クリックします。
- 「個人設定」を選択
- メニューから「個人設定」を選びます。
- 背景設定を変更
- 「背景」を「画像」または「単色」に変更することで、「この写真についての詳しい情報」アイコンが表示されなくなります。
その他の対処方法
スライドショー設定の確認と変更
スライドショー設定が有効になっている場合、以下の手順で設定を確認し、必要に応じて変更できます。
- 設定を開く
- スタートメニューから「設定」を開きます。
- 個人設定 > 背景
- 左側のメニューから「個人設定」を選び、「背景」をクリックします。
- 背景の種類を確認
- 「背景」のプルダウンメニューから「スライドショー」が選択されている場合、「画像」または「単色」に変更します。
サードパーティアプリの確認と管理
サードパーティ製アプリが壁紙を変更している可能性がある場合、以下の手順で確認・管理します。
- タスクマネージャーを開く
- キーボードの「Ctrl + Shift + Esc」を押してタスクマネージャーを開きます。
- スタートアップタブを確認
- 「スタートアップ」タブをクリックし、自動起動しているアプリケーションを確認します。
- 不要なアプリを無効化
- 壁紙を変更する可能性のあるアプリを選び、「無効化」をクリックします。
- アプリのアンインストール
- 必要に応じて、コントロールパネルから不要なアプリをアンインストールします。
まとめ
Windows 11で壁紙が勝手に変わる問題は、設定の見直しや不要なアプリの管理によって簡単に解決できます。特に「Windowsスポット」が原因である場合、設定を変更することで問題を解消できます。パソコン初心者の方でも、この記事の手順に従えばスムーズに対処可能です。快適な作業環境を維持するために、ぜひ試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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