
インターネットを使っているときに、もっと安全に通信したいと思う場面があります。そんなときに便利なのがVPN(仮想プライベートネットワーク)です。Windows 11では、VPNを使うための機能が標準で搭載されています。ここでは、VPNを接続するまでの手順をひとつひとつ紹介します。
目次
1. VPNに必要な情報を確認しておく
VPNの設定を始める前に、次の情報を用意しておきましょう。
- サーバー名(またはIPアドレス)
- ユーザー名とパスワード
- 接続方式(例:L2TP、IKEv2など)
- 必要であれば、事前共有キーや証明書
2. VPNの設定画面を開く

- 「スタート」→「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」→「VPN」を選択
- 「VPN接続を追加する」をクリック
3. 必要な情報を入力する

接続名やサーバーアドレスなど、準備した情報を入力します。
- 接続名:わかりやすい名前(例:会社VPNなど)
- サーバー名:提供されたドメインやIPアドレス
- VPNの種類:事前に指定された形式を選ぶ
- サインイン方法:ユーザー名とパスワードなど
入力が終わったら保存をクリック。
4. VPNに接続する
設定が終わったら、リストに追加されたVPNを選んで「接続」をクリックするだけです。数秒で接続が完了すれば、VPNが使える状態になります。
5. よくある注意点
- Wi-Fiが不安定だと接続に失敗することがある
- 必要なサービス(Remote Access Connection Managerなど)が無効になっていると接続できない
- 接続できないときは、VPNが接続できないときのチェックポイントも参考にしてください
まとめ
Windows 11では、専用ソフトを使わなくても簡単にVPNを設定することができます。必要な情報さえあれば、数分で使い始めることができます。通信の安全性を高めたい方や、リモートアクセスが必要な場面では、ぜひ設定しておきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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