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ポート開放とファイアウォール例外設定の手順【Windows 11】

Windows 11でアプリやサービスの接続がうまくいかない場合、原因の一つとしてファイアウォールでポートが閉じていることが考えられます。
この場合、必要なポートを開放し、特定の通信を例外として許可することで、スムーズに使えるようになります。

この記事では、ポートを開放してファイアウォールで例外設定を行う手順を、実際の操作に沿って紹介します。


目次

ファイアウォールとは?

ファイアウォールは、外部からの不要な通信をブロックするWindowsの安全機能です。
安全性は保たれますが、特定のアプリやサービスの通信も止めてしまうことがあります。

そのため、信頼できる通信だけを許可する「例外設定」や、ポートを指定して通信を通す「ポート開放」が必要になることがあります。


ポート開放の前に確認しておきたいこと

  1. 開放するポート番号(アプリやサービスによって決まっている)
  2. 通信に使用するプロトコル(TCPまたはUDP)
  3. 通信元や通信先がLAN内かインターネット経由か

ポートを開放する手順(受信ルールを作成)

1. コントロールパネルを開く

詳細設定からポート追加する画像
  • 「ファイアウォールとネットワーク保護」と検索
  • 下部の「詳細設定」をクリック

2. 受信の規則を作成

新規の受信規則ウィザードを起動する画像
  • 左メニューで「受信の規則」を選択
  • 右の「新しい規則」をクリック

3. ポートを指定

  • 「ポート」を選択して「次へ」
  • TCPまたはUDPを選び、対象のポート番号を入力(例:3389)
  • 「次へ」をクリック

4. 許可の動作を選ぶ

  • 「接続を許可する」を選択して「次へ」

5. 適用対象を選ぶ

  • 「ドメイン」「プライベート」「パブリック」から必要なものを選択(通常はすべて選択)

6. 名前を付けて保存

  • わかりやすい名前を入力(例:RDPポート開放)
  • 「完了」をクリック

アプリ単位で通信を許可する方法(例外設定)

特定のアプリがブロックされている場合は、ポートではなくアプリ単位で許可する方法もあります。

手順

アプリの単位でファイアウォールを許可する画像
  1. 「ファイアウォールとネットワーク保護」画面を開く
  2. 「ファイアウォールによるアプリの許可」を選択
  3. 「設定の変更」をクリック
  4. 一覧からアプリを探してチェックを入れる(ない場合は「別のアプリの許可」から追加)

設定後の動作確認方法

ポートが正しく開放されているかは、以下のような方法で確認できます。

1. コマンドプロンプトで確認

netstat -an | findstr ポート番号

または外部サイトのポートチェックツールを使って確認するのも有効です。


まとめ

Windows 11でポート開放やファイアウォール例外設定を行えば、必要な通信をブロックせずに安全性も保てるようになります。
特にネットワーク接続に関わるトラブルが起きたときには、まずこの設定を見直すと改善につながることが多いです。


Tamaglo

最後までお読みいただきありがとうございます。

執筆者:玉城 学(タマキ マナブ)

IT業界歴10年以上。ヘルプデスク・サーバーエンジニアとしてWindowsの設定、クラウド管理、PC最適化を担当。

現在はPC設定・Office活用の専門家として、ブログやYouTubeで情報を発信中。

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