
Windows 11を使ってMicrosoft Storeからアプリやゲームを購入しようとしたときに、支払いが通らない、ボタンが反応しない、エラーが出るといったトラブルが起きることがあります。
この記事では、購入ができない原因を段階的に確認しながら、具体的な解決策を紹介します。再起動だけでは直らないケースにも対応できる内容になっています。
目次
よくある購入トラブルのパターン
- 「支払い方法に問題があります」と表示される
- 「購入ボタン」が無反応
- クレジットカードやPayPalなどの登録済み情報が利用できない
- エラーコード(例:0x80131500)が出て決済できない
- Microsoftアカウントでログインしていても認証されない
こうしたエラーは複数の原因が絡んでいることがあるため、順を追って確認することが大切です。
対処法1:支払い方法を再確認する
まずは、現在登録されている支払い情報に間違いや期限切れがないかチェックします。
手順
- Microsoft Storeアプリを開く
- 右上のプロフィールアイコンをクリック →「支払いオプション」
- ブラウザーでアカウントページが開いたら、「お支払い方法」を確認
- クレジットカードの有効期限や請求先住所が最新かどうかを見直す
- 不明なエラーが出る場合は、いったん削除して再登録するのも効果的
対処法2:Microsoftアカウントを一度サインアウトする
アカウント情報が正しく反映されていない場合、ログインし直すことで改善することがあります。
手順
- Microsoft Storeの右上アイコンから「サインアウト」
- Windows自体からも一度「サインアウト」し、再起動
- 再びサインインしてStoreを開き、購入を再試行
対処法3:キャッシュをクリアしてStoreをリセット
Microsoft Storeのキャッシュが破損していると、購入が正常に動かないことがあります。
手順1:キャッシュクリア

wsreset.exe
このコマンドを「Windows + R」で入力し、しばらく待つとStoreが再起動されます。
手順2:アプリの修復
- 設定 → アプリ → インストール済みアプリ
- 「Microsoft Store」のアプリを検索 → 詳細オプション
- 「修復」または「リセット」を選択
対処法4:Windows Updateを確認する

一部のエラーは、古いシステムファイルが原因になっていることがあります。
- 設定 → Windows Update →「更新プログラムのチェック」
- 保留中の更新があれば、すべて適用してから再起動
対処法5:セキュリティソフトや通信設定の見直し
ファイアウォールやウイルス対策ソフトが通信を遮断していると、Storeでの購入にも影響が出ます。
- 一時的にセキュリティソフトを停止してから購入を試す
- VPNやプロキシを使用している場合は、オフにして再接続する
- 「インターネットのオプション」でTLS設定(TLS1.2以降)が有効か確認するのも有効です
まとめ
Microsoft Storeで購入ができないときは、支払い情報やアカウントの状態だけでなく、キャッシュやネットワーク設定も関係していることがあります。この記事で紹介した方法を順に試すことで、原因を切り分けながらスムーズに対応できます。
ストアのトラブルは買い物のタイミングで発生することが多いため、すぐに対応できるよう準備しておくと安心です。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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