
エクスプローラーでファイルが見つからず、検索バーに頼っていませんか?
実は、表示方法を変えるだけで、ファイルが一目で見つかるようになることもあります。
この記事では、Windows11のエクスプローラーの表示オプションを活用して、見やすさと操作性を高める方法を解説します。
目次
1. エクスプローラーの表示形式を切り替える方法

エクスプローラーの[表示]タブから、以下のようにファイル一覧の表示スタイルを変更できます。
- 特大アイコン:画像や動画を大きく表示。ファイル名はやや見づらい。
- 大アイコン:画像を見やすく表示しつつ、一覧性も確保できるバランス型。
- 中アイコン:ファイルを中サイズのアイコンで表示。標準的。
- 小アイコン:最もコンパクトに表示されるが、判別しにくい。
- 一覧:名前だけを行ごとに表示。シンプルなリスト表示。
- 詳細:ファイル名・サイズ・更新日時などを横並びで表示。整理しやすい。
- 並べて表示:中アイコン+横にタイトル。視認性が高い。
- コンテンツ:メディア情報(解像度・長さなど)を一覧できる。写真・動画向き。
ポイント:画像・動画が多い場合は「大アイコン」か「コンテンツ」表示がおすすめです。
2. 詳細ウィンドウやプレビューを活用する

表示メニューから有効化できる補助ウィンドウを使うと、ファイルの情報がより視覚的に把握できます。
- 詳細ウィンドウ:右側にファイルのサイズや作成日時などが表示される
- プレビューウィンドウ:画像・PDF・テキストファイルの中身を簡易表示
- 項目チェックボックス:複数ファイルを視覚的に選択しやすくする機能(オン/オフ切替可)
3. ファイルの並び替え・グループ化設定
見つけやすさを高めるには並び替えやグループ化も重要です。
並び替え例

- 名前順
- 更新日時順
- サイズ順
- 種類順
グループ化例

- 種類:拡張子ごと(例:.jpg、.xlsx、.mp4など)に分類
- 作成日:日付ごとにファイルをグルーピング
解除方法:グループ化メニューから「なし」を選択
4. 表示変更のおすすめ組み合わせ
ファイルの種類 | おすすめ表示形式 | 補足 |
---|---|---|
写真・画像 | 大アイコン/コンテンツ | プレビューウィンドウも有効に |
ドキュメント類 | 詳細/一覧 | 並び替えを「名前」or「更新日」へ |
複数種類が混在 | 種類ごとにグループ化 | 拡張子別に視覚分離可能 |
簡易的なチェック作業 | 一覧+項目チェックボックス | 複数選択がしやすくなる |
5. まとめ
- エクスプローラーの表示形式を変えるだけでファイルの視認性が大幅アップ
- 画像・動画→「大アイコン」や「コンテンツ」
- ドキュメント→「詳細」や「一覧」
- 補助表示(プレビューや詳細)を組み合わせることでさらに見やすく
ファイルが多くなるほど、適切な表示方法が作業効率に直結します。
ぜひ、ご自身の用途に合った表示方法を試してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございます。
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