Windows 11 では、デフォルトでファイルの拡張子が非表示になっています。しかし、拡張子を表示することで、ウイルス対策や誤クリックを防ぐことが可能です。本記事では、Windows 11 で拡張子を表示する方法と、そのメリットについて詳しく解説します。
目次
拡張子とは？
ファイル名には「名前」と「拡張子」の2つの部分があります。
例: document.xlsx
document→ ファイル名.xlsx→ 拡張子（Excelファイル）
拡張子は、ファイルの種類を識別し、どのアプリで開くかを決定する重要な情報です。
拡張子を表示するメリット
1. ウイルス対策になる
悪意のあるプログラムは、拡張子を隠して実行形式（.exe など）を偽装することがあります。
例:
invoice.pdf.exe→ 実はウイルスファイルinvoice.pdf→ 本物のPDFファイル
拡張子を表示すれば、誤って危険なファイルを開くリスクを回避できます。
2. ファイルの誤操作を防げる
同じ名前のファイルでも、拡張子が異なる場合があります。
例:
report.csv（カンマ区切りのExcelファイル）report.xlsx（通常のExcelファイル）report.xlsm（マクロ付きExcelファイル）
拡張子が非表示だと見分けがつかず、誤ってマクロ付きファイルを実行する可能性があります。
Windows 11 で拡張子を表示する方法
方法1：エクスプローラーの設定から変更する
- エクスプローラーを開く（
Windowsキー + E） - 「表示」タブをクリック
- 「表示」→「ファイル名拡張子」を有効にする
- 拡張子が表示されているか確認する
方法2：フォルダーオプションから変更する
- エクスプローラーを開く（
Windowsキー + E） - 「表示」→「オプション」→「フォルダーオプション」を選択
- 「表示」タブを開く
- 「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す
- 「適用」→「OK」をクリック
まとめ
Windows 11 では、拡張子を表示することで、ウイルス対策や誤クリックを防ぐことができます。特に、Excelなどのファイルでは拡張子によって動作が異なるため、セキュリティ対策としても有効です。
✅ 拡張子を表示するメリット
- ウイルス感染のリスクを減らせる
- ファイルの種類を正しく識別できる
- 誤クリックを防げる
✅ 設定方法（2通り）
- エクスプローラーの「表示」メニューから設定
- フォルダーオプションで変更
安全なPC環境を維持するために、ぜひ拡張子を表示しましょう！
Tamaglo最後までお読みいただきありがとうございます。
