
エクスプローラーを開くと「ホーム」画面が表示されるのが邪魔に感じたことはありませんか?
Windows 11では既定で「ホーム」が表示されるようになっていますが、実は設定を少し変えるだけで、最初に表示されるフォルダーを「PC」「ドキュメント」「任意の場所」に変更することができます。
この記事では、Windows 11 バージョン24H2に対応した既定フォルダーの変更方法と、知っておきたい注意点を紹介します。
目次
1. 既定の表示フォルダーはどこ?
Windows 11(24H2含む)のエクスプローラーは、デフォルトで「ホーム」ビューを開きます。
ホームには以下の項目が表示されます
- よく使うフォルダー
- 最近使用したファイル
- クイックアクセス
ただし、「PC」や「ドキュメント」などを常に最初に表示させたいユーザーにとっては表示までに1クリック増えて不便です。
2. 「PC」や「ドキュメント」を既定にする方法
手順①:エクスプローラーのオプションを開く
- エクスプローラーを起動(
Windows + E
) - 右上の「…(三点メニュー)」をクリック
- 「オプション」を選択(古いUIでは「フォルダーオプション」と表記)
手順②:「エクスプローラーで開く」を変更

- 「全般」タブにある「エクスプローラーで開く」の項目を確認
- プルダウンから以下のいずれかを選択
- ホーム(既定)
- PC
- 「OK」をクリックして設定を保存
「PC」を選ぶと、ドライブ一覧やネットワークが表示されるため業務や整理作業に最適です。
3. 任意のフォルダーを既定にしたい場合(応用編)

残念ながらWindows 11標準設定では「任意のフォルダー」は直接指定できませんが、ショートカットやタスクバーを使えば実質的な既定化が可能です。
方法①:ショートカットをカスタマイズ
- 任意のフォルダーを右クリック →「ショートカットの作成」
- 作成したショートカットをデスクトップやスタートに配置
方法②:タスクバーにピン留め
- 任意のフォルダーを開く
- タスクバーのエクスプローラーアイコンを右クリック
- 「このウィンドウをタスクバーにピン留めする」で登録完了
この方法なら仕事で使うプロジェクトフォルダーやクラウド共有先も一発起動できます。
4. 注意点(Windows 11 24H2 特有)
- レジストリ操作は不要:既定のUIから変更できるため安全に設定可能です。
- エクスプローラーのタブ機能を使っても影響なし:初期表示は「最初のタブ」に反映されます。
- アップデート後に設定が初期化されることがあるため再確認を(とくに大型アップデート後)
まとめ
設定方法 | メリット |
---|---|
オプションから「PC」に設定 | デバイスやドライブの一覧をすぐ確認できる |
任意フォルダーのショートカット | 特定の作業フォルダーへ直行できる |
タスクバーにピン留め | ワンクリックでアクセス可能 |
Windows11 24H2でも既定フォルダーを自分仕様に変えることで、日々の作業効率が大きくアップします。
ぜひ今日から設定を見直して、快適なファイル操作環境を整えてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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