
Bluetoothイヤホンやマウスを接続しようとしたのに、Windows 11の「設定」や「デバイスマネージャー」にBluetoothの項目そのものが見当たらない…。
そんなときは、単なる表示設定の問題ではなく、ドライバーやシステムの認識トラブルが原因の可能性があります。
この記事では、「Bluetoothの項目がまったく見つからないとき」に試したい確認方法と対処法を詳しく解説します。
目次
セクション詳細
1. Bluetoothの「項目がない」とはどういう状態?
- 「Bluetoothとデバイス」設定にBluetoothメニューがない
- デバイスマネージャーでBluetoothカテゴリが存在しない
- タスクバーどころか、Windows上でBluetoothという名前自体が見つからない
このような場合、ドライバーが認識されていない、もしくは削除された可能性が高いです。
2. 確認すべき設定画面と場所

- 設定 > Bluetoothとデバイス
- デバイスマネージャー > Bluetoothカテゴリの有無
- 「表示」→「非表示のデバイスの表示」がオフになっていないか
3. デバイスマネージャーでBluetoothが見つからないときの手順
- Windowsキー+X → デバイスマネージャー
- 表示メニュー →「非表示のデバイスの表示」にチェック
- Bluetoothが現れるか確認
→ 表示されない場合は、次の手順へ。
4. Bluetoothドライバーを再インストールする方法
- PCメーカーの公式サイトからBluetoothドライバーをダウンロード
- または、[Windows Update] からドライバー更新を試す
- ドライバーがない場合は、チップセットドライバー全体を再インストール
関連タグ:ドライバー再インストール
5. BIOS・UEFIでBluetoothが無効化されている可能性
一部のPCでは、BIOSレベルでBluetooth機能が無効になっていることがあります。
手順の例(PCにより異なる)
- PC起動時に「F2」「Delete」などを押してBIOSに入る
- 「Wireless」や「Advanced」などの項目を探す
- Bluetoothが「Disabled」になっていれば「Enabled」に変更
6. Windowsのサービス設定もチェック
Bluetooth機能に関連するサービスが無効化されていると、項目自体が非表示になることもあります。
チェックすべきサービス
services.msc
から起動状態とスタートアップの種類(自動)を確認します。
7. それでも見つからないときの代替手段
- 外付けのBluetoothアダプター(USB型)を導入する
- Windowsのクリーンインストールを検討する(最終手段)
まとめ
Bluetoothの「アイコンがない」のではなく、「項目そのものが存在しない」という場合は、表示設定ではなく、システムやドライバーの問題であることが多いです。
以下の順で対処を進めましょう。
- 設定画面・デバイスマネージャーで項目の有無を確認
- 非表示設定やドライバーの不具合をチェック
- BIOS設定やWindowsサービス状態を確認
- 外付けアダプターなどで対応も可能

最後までお読みいただきありがとうございます。
関連リンク
- 関連: 【Windows11】Bluetoothが表示されない・消えたときの対処法|アイコン復活と接続トラブル解決ガイド
→ アイコンは表示されていないが、Bluetooth自体は存在するケースはこちらを参照。
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