Microsoftが2024年12月10日(米国時間)に予定しているWindows 11 24H2の月例セキュリティ更新プログラムについて、Microsoft専門のニュースサイト「Windows Latest」が最新情報を報じました。このアップデートには、バグ修正だけでなく、システムトレイの簡略化、ジャンプリストの機能強化、ダイナミックライティングの改善、タスクマネージャーの新機能など、多数の変更が含まれています。本記事では、「Windows Latest」が伝えた情報を基に、アップデートの主なポイントをわかりやすく解説します。
システムトレイの簡略化
今回のアップデートでは、システムトレイがより使いやすくなります。特に、日付と時刻の表示が簡潔になり、スペースを節約できます。設定から「日付と時刻を短縮表示」に切り替えるだけで、秒数の表示を省略したコンパクトなレイアウトが可能になります。また、通知ベルアイコンを非表示にできる新オプションも登場。これにより、よりすっきりとしたデスクトップ環境を実現できます。
ジャンプリスト機能の強化
タスクバーやスタートメニューのジャンプリストがさらに便利に。タスクバーに固定されたアプリのジャンプリスト項目を管理者権限で直接起動できるようになります(Shift + Enterを使用)。また、スタートメニューでもジャンプリストが利用可能になり、スニッピングツールなどのアプリで追加オプションが表示されます。
ダイナミックライティングの設定強化
RGB対応デバイスを一括管理できる「ダイナミックライティング」設定も改良されました。接続されたRGBデバイスがない場合は関連オプションがグレーアウト表示されるなど、視覚的な改善が施されています。さらに、新しい方向パターン(外向き、内向きなど)が追加され、ライトエフェクトのカスタマイズがさらに広がります。
タスクマネージャーの新機能
パフォーマンスセクションにおいて、ディスクの種類(SSDやHDD)が表示され、NVMeやSATAなどのバスタイプも識別可能になります。また、ダークモードやテキストスケーリング対応の改良が、ユーザー体験を向上させます。
その他の改善点
- タッチ操作の新しいエッジジェスチャー
- Narrator(ナレーター)でのショートカットヒント
- 既存問題の修正とパフォーマンス向上
これらの改良により、Windows 11 24H2はさらに洗練された操作性を提供します。
まとめ
Windows 11 24H2の12月アップデートは、2024年を締めくくるにふさわしい充実した内容となっています。システムトレイの改善やジャンプリストの機能強化など、日常の操作を便利にする変更が目白押しです。このアップデートは12月11日にリリース予定ですので、準備を整えて最新の機能をぜひお楽しみください。
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