
Windowsには、ペンを使ってメモを書いたり、画面に直接書き込める機能が備わっています。それが「Windows Ink ワークスペース」です。
紙とペンのような感覚で使えるので、ひらめいたアイデアをすぐに記録したり、画像に直接コメントを入れることもできます。ここでは、使い方と、ちょっとした工夫でさらに便利になる使い方をご紹介します。
目次
Windows Ink ワークスペースを開く方法

まずは起動方法から。
起動手順
- タスクバーの右下にあるペンのアイコンをクリック
- 「Windows Ink ワークスペース」が表示されます
- もし表示されていない場合は、タスクバーを右クリック →「タスクバーの設定」→「ペンメニューを表示」をオンに
利用できる主な機能
1. 画面スケッチ
- 現在表示されている画面に直接書き込みができます
- 書いた内容は画像として保存も可能
- たとえば、スクリーンショットに説明やメモを添える場面で便利
2. ホワイトボード
- 真っ白なキャンバスに自由に書き込みができます
- 手書きメモや図形を自由に描くことができる
- Microsoft アカウントでログインすれば、クラウドで共有も可能
3. メモ
- ペンを使って手書きの付箋メモを作成できます
- アイデアを一時的にメモしておきたいときに便利
Surfaceペンとの連携でできること
Surfaceシリーズを使っているなら、ペンとInkワークスペースの連携がより快適になります。
おすすめ活用例
- ペンのボタンを1回クリックで「画面スケッチ」を即起動
- ダブルクリックで「ホワイトボード」
- 長押しで任意のアプリを開く(OneNoteやSnipping Toolなど)
ペンボタンの動作は、「設定」→「ペンとWindows Ink」から変更できます。
日常作業にどう活かせるか?
単なるスケッチツールとしてではなく、**日々の作業の中でどう役立つか?**に焦点を当てると、便利さが実感できます。
使い方の例
- オンライン会議で共有資料に手書きで注釈を入れる
- 撮影した画面にそのまま注意点や指示を書いて保存
- 思いついたアイデアを「ホワイトボード」に描いて、そのままOneDriveに保存
デジタルでありながら紙に近い感覚があるので、考えを整理したり、人に説明したりする場面でも役立ちます。
まとめ
Windows Ink ワークスペースは、直感的に使える手書きツールです。Surfaceペンとの相性も良く、普段の作業にうまく取り入れることで、メモや資料作成の効率が上がります。
使いこなすポイントは「何に使うか」を意識すること。ちょっとしたメモから、資料の注釈まで、気軽に使ってみることでその便利さを実感できるはずです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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