Windows11でMicrosoftアカウントでログインしていてローカルアカウントに切り替えたいことがありませんか?
本記事ではMicrosoftアカウントからローカルアカウントに切り替える方法を紹介します。
Windows11の初回起動時にMicrosoftアカウントでログインしちゃったけど、今からでもローカルアカウントでもログインできるの?
Microsoftアカウントでログインした後でもローカルアカウントでログインできるよ❗
えっ本当!?ぜひ教えてください!
ローカルアカウントとMicrosoftアカウントには良い点と注意点があります。
初めにローカルアカウントとMicrosoftアカウントの特徴から説明していますので、よろしければご覧ください。
ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの良い点と注意点
ローカルアカウントの良い点
オフラインでの利用:ローカルアカウントはインターネットに接続せずに利用することを想定しています。つまり、Wi-Fiやデータ通信環境がなくてもパソコンにログインして使用することができます。
利用制限のない機能:ローカルアカウントを使用している場合、一部の機能や設定に制約がなく、完全な管理者としてパソコンを操作することができます。
パソコンの完全な管理: ローカルアカウントでは、パソコン上のあらゆる機能や設定にアクセスすることができます。
たとえば、システムのカスタマイズ、ディスクの管理、ユーザーアカウントの追加や削除など、パソコンの完全な管理権限を持つことができます。
ソフトウェアのインストールと管理:ローカルアカウントでは、自分がインストールしたいソフトウェアやアプリケーションを自由にインストールすることができます。
また、インストールされたソフトウェアのアップデートやアンインストールも行うことができます。
ファイルとフォルダの管理:ローカルアカウントでは、パソコン上のファイルとフォルダを自由に管理することができます。ファイルの作成、編集、移動、削除などの操作が可能です。
ネットワークの設定と接続:ローカルアカウントでは、自分のパソコンをネットワークに接続するための設定を行うことができます。Wi-Fiネットワークやイーサネット接続の設定、ネットワークのトラブルシューティングなどが可能です。
※上記はローカルアカウントの良い点として記載しています。Microsoftアカウントで管理ができないと言うわけではないため誤解しないように注意してください。
ローカルアカウントの注意点
オンラインサービスの利用制限:ローカルアカウントはオンラインサービスへのアクセスが制限されます。
クラウドストレージやメール、カレンダーなどのMicrosoftのオンラインサービスを利用するには、別途利用する方法が必要になります。
パスワード管理の責任:ローカルアカウントではパスワード管理が重要です。セキュリティ上の理由から、強力なパスワードの使用や、他人に知られないような安全な場所での保管が必要です。
Microsoftアカウントの良い点
クラウドサービスへの簡単なアクセス:Microsoftアカウントにログインすると、OneDriveやOutlook.comなどのクラウドサービスに簡単にアクセスできます。データの同期やバックアップがスムーズに行えます。
アプリや設定の同期:Microsoftアカウントを使用すると、複数のWindowsデバイス間でアプリや設定を同期させることができます。たとえば、パソコンのデスクトップの配置やブラウザのお気に入りを他のデバイスでも利用できます。
パスワードの管理簡略化:Microsoftアカウントを使用すると、複数のサービスやアプリに同じパスワードを使用することができます。これにより、パスワードの管理が簡単になります。
Microsoftアカウントの注意点
オンラインプライバシーへの関与:Microsoftアカウントを使用することで、一部の個人情報がMicrosoftによって収集される可能性があります。プライバシーポリシーを確認し、適切な設定を行うことが重要です。
インターネット接続の要求:Microsoftアカウントはインターネットに接続して使用する必要があります。ログインやサービスの利用には常にインターネット接続が必須となります。
これらはローカルアカウントとMicrosoftアカウントの利点と注意点の一部となります。自分のニーズや好みに合わせて選択することが重要です。
ローカルアカウントとMicrosoftアカウントのどちらでも、セキュリティに気を付け、パスワードの管理や個人情報の保護には十分注意しましょう。
ローカルアカウントへ切り替え方法
初めにローカルアカウントへ切り替えを行う時は、Microsoftアカウントでログインしている必要があります。
ログアウトや初期化などは行わずに、現在使用中のMicrosoftアカウントでログインした状態にします。
切り替え手順
1.1 Microsoftアカウントでログインする
Windows 11では、最初にMicrosoftアカウントでログインします。これにより、Microsoftのクラウドサービスやアプリケーションに簡単にアクセスできます。
1.2 [設定]を起動する
スタートメニューから[設定]を選択します。設定は、Windowsの様々な機能やオプションを管理するための中心的な場所です。
1.3 [アカウント]→[ユーザー情報]を選択する
設定画面で[アカウント]をクリックし、次に[ユーザー情報]を選択します。ここでは、現在のアカウントに関する情報とオプションが表示されます。
1.4 [ローカルアカウントでのサインインに切り替える]をクリックする
[ユーザー情報]の中には、[ローカルアカウントでのサインインに切り替える]というオプションがあります。これをクリックして、ローカルアカウントへの切り替えを開始します。
1.5 本人確認する
セキュリティのために、現在のMicrosoftアカウントのパスワードを入力して本人確認を行います。
1.6 ローカルアカウント情報を入力する
ローカルアカウントに切り替えるためには、新しいローカルアカウントの情報(ユーザー名、パスワード)を入力します。ここで、自分が覚えやすいユーザー名と強力なパスワードを設定しましょう。
1.7 ローカルアカウントへ切り替える
入力した情報を確認し、[次へ]をクリックしてローカルアカウントに切り替えます。これにより、パソコン上で完全に独立したアカウントが作成されます。
1.8 新しいローカルアカウントでログインする
ローカルアカウントへの切り替えが完了したら、次回もしくは再起動後のログイン時には新しいローカルアカウントの情報を使用してログインします。
1.9 ユーザー情報を確認する
[設定]の[アカウント]→[ユーザー情報]から、現在のユーザー情報を確認できます。ここで、アカウントの設定やプロフィール情報を変更することもできます。
Windows 11のユーザーアカウントに関連する情報
こちらではWindows11のユーザーアカウントに関連する情報を纏めています。
2.1 Windows 11ユーザーアカウントについての基本知識
Windows 11では、Microsoftアカウントとローカルアカウントの2種類のアカウントが利用できます。それぞれのアカウントの特徴や利点について理解することが重要です。
2.2 マイクロソフトアカウントとローカルアカウントの違い
マイクロソフトアカウントは、Microsoftのクラウドサービスやアプリケーションに簡単にアクセスできる利点があります。一方、ローカルアカウントはパソコン上で完全に独立したアカウントであり、オンラインに接続せずに利用することができます。
2.3 Microsoftアカウントからローカルアカウントへの切り替え方法
上記の手順に従って、Microsoftアカウントからローカルアカウントへの切り替えを行います。
2.4 ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへの切り替え方法
逆に、ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへの切り替えも可能です。設定画面で適切なオプションを選択し、手順に従って切り替えましょう。
2.5 ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの利点と注意点
それぞれのアカウントには利点と注意点があります。マイクロソフトアカウントを使用する場合は、クラウドサービスやアプリケーションへの簡単なアクセスが可能ですが、オンラインに接続する必要があります。一方、ローカルアカウントはオンラインに接続せずに利用できますが、一部の機能やサービスに制限がある場合があります。詳細は「ローカルアカウントとMicrosoftアカウントの良い点と注意点」をご覧ください。
2.6 アカウントの追加方法
パソコンに別のユーザー、例えば家族のユーザーアカウントを作成したい場合は「【Windows11】ユーザーアカウントの追加方法(アカウントの種類別)」をご覧ください。ユーザーアカウントを分けることで1台のパソコンで複数人使用することが可能となります。
よくある質問と回答
参照情報
ローカルアカウントの詳細については以下のマイクロソフトの公式ページをご覧ください。
まとめ
ローカルアカウントに切り替える方法はいかがでしたでしょうか?意外と簡単に感じたのではないでしょうか。パソコンや機械に疎い方にも手順通りに行うことでアカウント切り替えが行えるように作成しました。
この記事が参考になると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
コメント