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AmazonでUSBハブを検索
ノートPCやデスクトップでUSBポートが足りないと感じたことはありませんか?USBハブを活用すれば、ポート不足を解消し、効率よくデバイスを接続できます。しかし、USBハブには種類や性能の違いがあり、用途に合ったモデルを選ばないと後悔する可能性もあります。
本記事では、USBハブの選び方とおすすめモデルを用途別に紹介します。さらに、最新規格であるUSB4についても解説します。
USBハブの基本知識:種類と違い
USBハブには、以下のようなポイントをチェックしましょう。
① USB規格の違い:USB2.0 / USB3.0 / USB3.1 / USB3.2 / USB4
規格 | 最大転送速度 |
---|---|
USB2.0 | 480Mbps(約60MB/s) |
USB3.0 | 5Gbps(約625MB/s) |
USB3.1(Gen1) | 5Gbps(USB3.0と同じ) |
USB3.1(Gen2) | 10Gbps(約1250MB/s) |
USB3.2 | 最大20Gbps |
USB4 | 最大40Gbps |
✅ 基本的にはUSB3.0以上を選ぶのがおすすめ!
② バスパワー vs セルフパワー
タイプ | 特徴 |
---|---|
バスパワー | PCやタブレットのUSBポートから電力供給(コンパクトで持ち運び向き) |
セルフパワー | ACアダプターから電源供給(多くの機器や電力を要する機器を接続するならこちら) |
✅ 外付けHDDや高消費電力の機器を使うならセルフパワー推奨!
USB4とは?従来規格との違いを解説
「USB4」は、従来のUSB3.xシリーズの問題を解消する新しいUSB規格です。以下で詳しく解説します。
USBとは?
- 「Universal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス)」の略称で、パソコンや周辺機器、スマホの充電など、幅広いデジタルデバイスに使われる統一規格です。
USB4の正式名称
- 正式名称は「Universal Serial Bus 4」で、「USB4™」と呼ばれます。
- 「USB 4」や「USB 4.0」ではなく、**スペースなしの”USB4“が正式表記です。
USB4の仕様と特徴
- 最大40Gbpsの高速データ転送
- 従来のUSB3.2(Gen2x2)20Gbpsの2倍、USB3.0(5Gbps)の8倍という圧倒的なスピード。
- ただし、対応ケーブル・機器が必要。最大20Gbpsのシングルレーン動作の場合もある。
- 最大約20倍の電力供給(USB PD対応)
- 「USB4」は最低7.5Wから最大100W、または240W(EPR対応)の電力供給が可能。
- 従来のUSB2.0は最大2.5W、USB3.0シリーズは最大4.5Wだったため、大幅な進化。
- ただし、高速充電や大出力を行うには、USB PD対応のケーブル・デバイスが必要。
- 映像出力に対応(USB Type-C™統一)
- USB Type-Cのコネクター形状に統一され、ケーブル1本で映像信号出力が可能。
- コネクターに上下の向きがなく、デバイスへの差し込みが容易。
- 下位互換性あり
- USB4ポートは、従来規格のUSB3.2 / 3.1 / 3.0などとも互換性を持ちます。
- ただし、転送速度などは古い規格に合わせて制限されます。
USB4利用時の注意点
- 対応機器・ケーブルが必要
- USB4(40Gbps)対応ケーブル、またはUSB4(20Gbps)のケーブルを選択する必要があります。
- 合わないケーブルを使うと最大速度が出ません。
- USB Type-C以外のコネクターは非対応
- 変換アダプター等を使う場合は、USB4本来の性能を発揮できない場合があります。
用途別おすすめUSBハブ5選
ここからは、実際にAmazonで販売されているおすすめUSBハブを用途別に紹介します。USB4対応製品からUSB3.0対応のコスパモデルまでピックアップしました。
① Anker USB3.0 ウルトラスリム 4ポートハブ

- 特徴
- USB3.0対応(5Gbps)の高速転送
- 軽量・コンパクトなバスパワータイプ
- シンプルにUSBポートを増やしたい方におすすめ
- メリット
- 価格がリーズナブル
- 有名ブランドAnkerの製品で信頼性が高い
- 注意点
- ポート数は4つで、セルフパワー対応ではない
② Sabrent USBハブ 10ポート(電源付き)

- 特徴
- USB3.2 Gen1(5Gbps)の高速データ転送に対応
- 10ポート搭載で同時接続に強い
- セルフパワー方式で外付けHDDも安定動作
- メリット
- LED電源スイッチ付きでポートごとにオン/オフ管理可能
- 一度に多くのデバイスを使うなら最適
- 注意点
- 持ち運びにはやや大きめ
- 価格はバスパワータイプより高め
③ UGREEN USB ハブ 7ポート (セルフパワー対応)

- 特徴
- 7ポートUSB3.0対応(最大5Gbps)
- DC12V/2Aアダプタ付属で安定動作
- アルミ製&独立スイッチ付き
- メリット
- 多数のUSB機器を同時に接続可能
- アルミボディで放熱性と耐久性に優れる
- 注意点
- 本体サイズはコンパクトだが、アダプタの取り回しに注意
④ Anker 556 USB-C ハブ (8-in-1, USB4対応)

- 特徴
- 最新規格USB4を採用し、最大40Gbpsの帯域を効率的に利用
- HDMIポートやDisplayPort++で最大8K@30Hz出力に対応
- 100Wパススルー充電(PD)対応
- メリット
- ノートPC1台で映像出力・充電・データ転送を同時に行える
- 今後USB4環境を整える方に最適
- 注意点
- 価格帯は高め
- USB4対応機器やケーブルが必要
⑤ Amazonベーシック 6-in-1 USB-C 3.2 (10Gbps) ハブ

- 特徴
- USB-A×2、USB-C×1、HDMI 4K×1、イーサネット×1、PD入力ポート搭載
- USB 3.2 (10Gbps)で高速データ転送
- シンプルデザインで持ち運びしやすい
- メリット
- PDポート搭載でデバイスの充電が可能
- Amazonベーシックブランドでコスパが良い
- 注意点
- USB4ではなくUSB3.2規格
- SDカードスロットは非搭載
まとめ:USBハブ選びは規格と電力をチェック!
- USB4・USB3.2など最新規格 → 高速転送&映像出力や充電をまとめたい場合
- バスパワー vs セルフパワー → 外付けHDDなど消費電力が大きい機器があるならセルフパワー
- ポート数や機能の拡張 → 用途・環境に合わせて最適なモデルを選択
USBハブを選ぶ際は、転送速度・電力供給・ポート構成を要チェック! 必要な機能を整理しておくと、失敗しにくくなります。
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この記事で紹介した内容が、皆さんのUSBハブ選びに役立てば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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