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起動が遅いと感じたら、まずスタートアップを見直そう
Windowsを起動すると、裏でさまざまなアプリが自動的に立ち上がります。これが「スタートアップアプリ」です。
すべてが必要なわけではなく、中には無効にしてもまったく問題ないアプリもあります。
ここでは、無効にしても支障の出にくい代表的なアプリをわかりやすく整理し、パフォーマンス改善のヒントをご紹介します。
スタートアップを無効にしても大丈夫なアプリの特徴
- 使用頻度が低い
- 手動で起動すれば問題ない
- 常駐しなくても動作する
- 広告通知やアップデートだけが目的
こういったアプリは、スタートアップから外しても問題ありません。
無効にしてもよいアプリの一例(表形式)
アプリ名 | 概要 | 無効化の影響 |
---|---|---|
Adobe Creative Cloud | 常駐でアップデート確認 | 手動起動で十分 |
Googleアップデート | Chromeなどの更新管理 | 定期更新されるため問題なし |
Steamクライアントブート | ゲーム用ランチャー | 起動時に手動で実行すればOK |
Skype・Zoom・Discord | 通話・会議用アプリ | 使用時に起動すれば問題なし |
Spotify・LINE | 音楽・メッセージ系 | 自動起動しなくても使える |
Clip Studio・Wacom関連 | 描画ツール、入力デバイス設定 | 描画時に起動すれば十分 |
印刷ソフト(Canon, EPSON) | プリンタ連携ユーティリティ | 印刷時に自動で動くことが多い |
スタートアップを無効にする方法(簡単2ステップ)
方法①:設定アプリから無効にする

- 「設定」→「アプリ」→「スタートアップ」
- 無効にしたいアプリを「オフ」にするだけ
方法②:タスクマネージャーから操作する

Ctrl + Shift + Esc
でタスクマネージャーを開く- 「スタートアップ」タブを選択
- 無効化したいアプリを右クリック →「無効にする」
※「影響」列で「高」と表示されているアプリから見直すのがおすすめです。
無効にした後の注意点
- アップデート通知が来なくなることがある
- 手動で起動する習慣をつける必要あり
- 一部のプリンタソフトは動作に影響することがある(ただし印刷時に再起動されることも多い)
よくある質問(Q&A)
- 無効にしたアプリが使えなくなることはありますか?
ありません。 スタートアップから外しても、アプリ自体は削除されません。使いたいときに手動で起動すれば問題ありません。
- アプリの影響度(高・中・低)はどこで見られますか?
タスクマネージャーの「スタートアップ」タブに表示されます。
「高」となっているアプリは、起動時間に大きな影響を与えている可能性が高いです。- 無効にしていいかわからないときはどうすればいい?
一度「無効」にしてみて、数日使って問題がなければそのままでOKです。
万が一、動作がおかしいと感じたら「有効」に戻せば元に戻ります。
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まとめ:まずは使っていないアプリから整理しよう
- スタートアップを整理することで、起動が数十秒以上短縮されることも
- 使用していないアプリ、自動起動の必要がないアプリから無効にするのがコツ
- タスクマネージャーの「影響」列を参考にする

最後までお読みいただきありがとうございます。
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