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リソースモニターでのカウンター活用法|CPUやディスクの動きを見抜く実践ガイド

パソコンの動きが遅くなったとき、タスクマネージャーで様子を見ることが多いですが、もう一歩踏み込んだ確認がしたいときに便利なのが「リソースモニター」です。

ここでは、どんなときにリソースモニターを使うとよいか、どこを見れば異常に気づけるか、という実用的な視点から解説していきます。


目次

リソースモニターの開き方

いくつか方法がありますが、手軽なのは以下です。

  1. スタートメニューを右クリック
  2. 「タスクマネージャー」を選択
  3. 「パフォーマンス」タブ内の下にある「リソースモニターを開く」をクリック

直接「resmon」と入力して検索しても開けます。


リソースモニターで確認できること

開いてみると、上部に「CPU」「メモリ」「ディスク」「ネットワーク」などの項目が並んでいます。それぞれの動きを、リアルタイムで細かく見ることができます。

タスクマネージャーよりも詳細な情報が出るので、原因の特定に役立つ場面も多いです。


各カウンターの見方とチェックポイント

CPUの使い方を見る

パフォーマンスモニターのCPUの使い方を見てる画像
  • 「CPU」タブでは、実行中のプロセスの一覧と、それぞれがどれくらい負荷をかけているかが表示されます
  • プロセスが止まっていてもCPUを使っている場合なども見つけやすい
  • 「サービス」列を有効にすると、関連するWindowsサービスも確認可能

差別化ポイント

→ タスクマネージャーではまとめて表示される処理も、ここでは個別プロセス単位で見られる


ディスクの状態を見る

  • 読み取り/書き込みの量が多いアプリを探すことができます
  • アクセス中のファイルパスまで表示されるので、何が動いているのかがよく分かる
  • ハードディスクの動きが遅いと感じたときは、ここで「待ち時間」もチェックできる

差別化ポイント

→ どのファイルにアクセスが集中しているかを特定できる点が、他のツールとの違い


メモリの使用状況を確認

パフォーマンスモニターのメモリの使用状況を確認する画像
  • 使用中/空き容量の比率が視覚的に分かる
  • メモリリーク(使い終わったメモリが解放されていない状態)の検出にも有効
  • 頻繁に固まるソフトがある場合は、ここの「確保メモリ」も確認

ネットワークの通信状況を見る

ネットワークの通信状況をチェックする画像
  • どのアプリがネットワークを使っているか、リアルタイムで表示される
  • 急に通信量が増えたときや、バックグラウンドで何か動いているときに役立つ

タスクマネージャーでは気づけない異常に気づく

リソースモニターは、動きの「深掘り」ができる点がポイントです。たとえば

  • 表面上は問題がないのに、実は1つのアプリだけがディスクを占有している
  • 数字は小さくても、定期的にCPUを占有している処理がある
  • 一見通信していないように見えるアプリが、こっそりデータ送信している

こうした「見落とされがちなサイン」を見つける手段として、リソースモニターはとても有効です。


まとめ

パソコンの調子が悪いと感じたとき、リソースモニターを使えば細かい原因を探しやすくなります。
特にCPUやディスクの使われ方をプロセス単位で見られるため、問題の切り分けに役立ちます。

普段はあまり使わない画面かもしれませんが、動作が重く感じたときにこそ一度開いてみる価値があります。


Tamaglo

最後までお読みいただきありがとうございます。

執筆者:玉城 学(タマキ マナブ)

IT業界歴10年以上。ヘルプデスク・サーバーエンジニアとしてWindowsの設定、クラウド管理、PC最適化を担当。

現在はPC設定・Office活用の専門家として、ブログやYouTubeで情報を発信中。

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