
Windows 11のリモートデスクトップ機能を使えば、自宅や外出先から別のPCに接続して作業が可能です。
しかし、プリンターやUSB機器が使えないと、印刷やファイル転送などの作業に支障をきたすことも。
この記事では、リモート接続時にデバイスが認識されない原因と具体的な対処法を、わかりやすく紹介します。
目次
接続設定の確認ポイント

リモートデスクトップのクライアント(mstsc)では、接続前にプリンターやUSBのリダイレクトを有効にする必要があります。
■ チェック手順
- リモートデスクトップ接続アプリを開く
- 「ローカルリソース」タブを選択
- 「詳細」で「プリンター」や「その他(USB)」がチェックされているか確認
ここでオフになっていると、接続先PCでデバイスが表示されません。
プリンターが使えない場合の対処法
- クライアント側でプリンター共有が有効か確認
- プリンタードライバーを両方のPCにインストール(互換性のある最新版推奨)
- リモート接続後に一度切断 → 再接続で反映されることも
USBデバイスが使えない場合の対処法
- リモート接続オプションの「その他のデバイス」でUSBを選択
- 一度抜いて差し直すことで再認識されることがある
- 両方のPCを再起動して、USBの一時的な認識エラーを解消
トラブル回避のポイント
- 自動設定を事前に確認しておくことで、不要な手間が減ります
- ドライバーや共有設定はローカル・リモート両方で整合性を確保
- 接続が不安定なら一度切断・再接続するだけで解消するケースも多数
よくある質問(FAQ)
- リモート先でプリンターが表示されません。どうすればいい?
クライアント側でプリンターの共有がオフになっていると、リダイレクトされません。「ローカルリソース」→「プリンター」が有効か確認してください。
- USBメモリが接続先PCに表示されないのですが?
USBは「その他のデバイス」として明示的に共有を許可する必要があります。また、接続後に抜き差しすると認識されやすくなります。
- ドライバーは両方のPCに必要ですか?
はい。特にプリンターはクライアント・接続先の両方にドライバーが必要です。互換性のあるバージョンを使用してください。
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まとめ
Windows 11のリモートデスクトップでプリンターやUSBが使えない場合は、接続設定の見直し・ドライバーの確認・PC再起動といった基本的な対処で改善するケースがほとんどです。
トラブルに直面した際は、焦らず一つずつ設定をチェックしていきましょう。
この記事が、快適なリモート作業環境づくりの一助となれば幸いです。
Tamaglo最後までお読みいただきありがとうございます。
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