
この記事では、Windows11環境において印刷ジョブが削除できず困っている方へ、以下の内容を詳しく解説します。
- 対象読者: Windows11で印刷ジョブの削除に悩むユーザー
- 主要キーワード: 印刷ジョブ 削除、プリンターキュー Windows11、スプーラーファイル 削除、Windows11 印刷トラブル
目次
Windows11でのプリンターキュー確認方法

- スタートボタンの操作
- スタートボタンを右クリックして「設定」を選択します。
- 設定画面の操作
- 「Bluetoothとデバイス」をクリックし、「プリンターとスキャナー」を選びます。
- 対象のプリンター選択
- 表示された一覧から対象のプリンターをクリックします。
- プリンターキューの表示
- 「プリンターキューを開く」をクリックして、現在の印刷ジョブを確認・キャンセルできます。
補足
タスクバーにプリンターアイコンが表示されていない場合は、「^」内を必ず確認してください。
印刷ジョブが削除できない原因と対策
- 主な原因
- プリントスプーラーサービスの一時的な不具合
- スプーラーファイルに残存する一時データ
- 対策
- パソコンの再起動: 軽微な不具合の場合は再起動で解決することもあります。
- プリントスプーラーサービスの停止と再起動:
- 「サービス」アプリを起動し、「Print Spooler」を右クリックして「停止」を選択。
- エクスプローラーのアドレスバーに
%windir%\System32\spool\PRINTERS
と入力し、フォルダ内の全ファイルを削除。 - 同じく「Print Spooler」を右クリックして「開始」を選択。
スプーラーファイルの強制削除方法(Windows11)
手動削除手順

- STEP1: パソコンの再起動
※再起動で解決しない場合、以下の手順を実施 - STEP2: プリントスプーラーサービスの停止
- 「サービス」アプリを開き、「Print Spooler」を右クリックし「停止」を選択
- STEP3: スプーラーファイルの削除
- エクスプローラーのアドレスバーに
%windir%\System32\spool\PRINTERS
と入力し、表示されたファイルをすべて削除
- エクスプローラーのアドレスバーに
- STEP4: プリントスプーラーサービスの開始
- 再び「Print Spooler」を右クリックし「開始」を選択
バッチファイルによる自動削除

- 概要
バッチファイルを使用すると、上記の手順が自動化され、簡単にスプーラーファイルを削除できます。 - ダウンロード方法
下記リンクからバッチファイル(例:spooler削除.bat
)をダウンロードしてください。
※実際のURLに置き換えて設定してください
GoogleDrive|spooler削除.bat - 実行手順
- ダウンロードしたZIPファイルを展開
- バッチファイルを「管理者として実行」
- ユーザーアカウント制御で「はい」を選択し、実行
ポイント
バッチファイルの使用により、プリントスプーラーサービスの停止、スプーラーファイルの削除、サービスの再起動が一括で行われます。
FAQ(よくある質問)
- Q1: 印刷ジョブが削除できない主な原因は何ですか?
A: プリントスプーラーサービスの不具合や一時ファイルが残存していることが原因です。 - Q2: 手動での削除方法は安全ですか?
A: はい、正しく手順に従えば安全に削除できますが、操作には管理者権限が必要です。 - Q3: バッチファイルによる削除は初心者でも実施可能ですか?
A: 管理者として実行すれば、バッチファイルにより自動で処理されるため、初心者でも簡単に実施できます。
まとめ
この記事では、Windows11環境における印刷ジョブ削除の問題に対して、以下の点を解説しました。
- Windows11でのプリンターキューの確認方法
- 印刷ジョブが削除できない原因と対策
- スプーラーファイルの手動およびバッチファイルを利用した自動削除方法

最後までお読みいただきありがとうございます🎵
コメント