
OneDriveを使ってファイルをクラウドと同期していると、アイコンに×マークが出たり、同期が進まなかったりすることがあります。本記事では、Windowsでよくある「OneDriveが同期されない」トラブルの原因と対処方法を分かりやすく解説します。
目次
よくある原因
- インターネット接続の不具合
- Microsoftアカウントの認証エラー
- OneDriveアプリの動作不良
- フォルダー名やファイル名の不正文字
- ストレージ容量の不足
- Windowsサービス(Sign-in AssistantやCredential Manager)の停止
対処法一覧
1. OneDriveアプリを再起動する

タスクトレイのOneDriveアイコンを右クリックし、「OneDriveを閉じる」を選択後、再度起動。
2. ネットワーク接続を確認する

Wi-FiやLAN接続が正常に動作しているか確認。特に企業ネットワークではポート制限が影響する場合もあります。
3. Microsoftアカウントからサインアウト → 再サインイン

OneDriveの「設定」から「アカウント」→「このPCのリンクを解除」→ 再サインイン。
4. ファイル名やフォルダ名を確認
「/:*?”<>|」などの不正文字が使われていないか確認し、リネームする。
5. WindowsのOneDrive関連サービスを確認
- Microsoft Account Sign-in Assistant(wlidsvc)
- Credential Manager(vaultsvc)
- OneSyncSvc(Windows 11で同期に使用)
「サービス」アプリでこれらが有効になっているか確認し、必要に応じて再起動。
6. ディスク容量を確認

ローカルPCまたはOneDriveのクラウド容量が不足していないかチェック。不要なファイルを削除する。
7. アプリの再インストール
Windowsの「設定」→「アプリ」→「Microsoft OneDrive」→「詳細オプション」から「アンインストール」を実行。
それでも解決しない場合
- Windows Updateを適用する
- OneDriveの最新版をインストールし直す(公式ダウンロードページ)
- Microsoftサポートに問い合わせる
まとめ
OneDriveが同期されない原因は、アプリの不具合やネットワーク、ファイル名の問題などさまざまです。基本的な確認から順にチェックすることで、多くの問題は解決できます。特にMicrosoftアカウントや関連サービスの動作状況を見直すことが、解決の近道になります。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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