
電源設定も完璧なのに、なぜか画面が真っ暗に…
ノートパソコンで作業中、突然ディスプレイが真っ暗に。スリープモードに入ったかと思えば、勝手に休止状態やシャットダウンに入っていることもあります。
「電源プランは見直したし、休止状態も無効にしたのに…なぜ?」
そんな風に悩んでいる方、多いのではないでしょうか。
実はその原因、意外な場所に潜んでいました。
実は“マグネット”が引き起こしていた!?
調べていくうちに分かったのは、スマホケースの磁石が影響していたという事実。
特に、留め具付きの手帳型ケースや、タブレットカバーなど、マグネット内蔵タイプのガジェットを使っている方は要注意です。
というのも、ノートパソコンには「ホールセンサー」という部品が組み込まれていて、蓋が閉じたかどうかを磁力で検知しているのです。
このセンサーが、スマホケースなどの磁石に反応して、
「あ、今ふたが閉じたな」
と誤認識してスリープに入ってしまうことがあるのです。
よくあるシチュエーション
- 作業中、スマホを何気なくPCの上に置いたら、画面が突然消える
- 手帳型のスマホケースをPCの左パームレストあたりに置いた瞬間にスリープ
- 別のノートPCやiPadを重ねて置いたときに勝手に落ちる
「まさかこんなことで?」と思うかもしれませんが、ホールセンサーは小さな磁力にも敏感なため、マグネットの位置次第で誤作動を起こす可能性が十分にあります。
対策方法:設定よりも「配置の見直し」が重要
1. マグネット付きアイテムはPCのそばに置かない
PCのキーボード面や液晶付近にスマホ・タブレットを近づけないようにしましょう。特に左側パームレストあたりはセンサーが配置されていることが多いため要注意です。
2. 電源ボタンや「ふたを閉じたときの動作」も念のため確認
- [設定] → [システム] → [電源とスリープ]
- 「カバーを閉じたときの動作」や「スリープまでの時間」も確認しておくと安心です。
3. 作業中は「スマホは机の別エリアに」置く習慣を
カフェや外出先でも、スマホやイヤホンケースなどをPCの上に置くクセがある方は特に注意してください。
まとめ:意外な物理トラブルにご用心
ノートPCが勝手にスリープ・休止状態・シャットダウンする…
その原因が設定ではなく、身近なスマホケースやガジェットの磁力だったというのは、かなりの盲点です。
ソフト的な対策も大事ですが、こういったハード面の誤作動にも目を向けておくことで、予期せぬトラブルを防ぐことができます。
まずは一度、
「最近、PCの近くに磁石入りのもの置いてない?」
と確認してみてください。それだけで、問題がスッと解決するかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント
コメント一覧 (4件)
貴重な情報をありがとうございます。
磁石付のスマホケースとパソコンはどれくらい離しておけば大丈夫でしょうか?
教えていただけますと、大変ありがたいです。
ポチさん、コメントありがとうございます!
スマホケースの磁石はそこまで強力ではないので、15〜20cmほど離れていれば大丈夫なケースが多いです。
「パソコンの上や手前にスマホを置かない」という意識だけでも十分な対策になります。
ご参考になれば幸いです!
ありがとうございます!
USBケーブルでスマホ(磁石付きケース)とパソコンを繋いでいます。
今、USBケーブルを測ったら約50cmでした。
教えていただきまして、安心して使うことができます。
本当に助かりました!
ポチさん、再度のコメントありがとうございます!
USBケーブルが50cmとのことであれば、十分な距離が確保できていると思います。
これで安心してご使用いただけるようで、こちらも嬉しいです。
※ コメントは確認後に公開されます。反映まで少し時間がかかる場合があります。