
Gmailには強力な迷惑メール(スパム)フィルタ機能が標準搭載されています。しかし、誤って重要なメールがスパムフォルダに振り分けられたり、不要なメールが受信トレイに残ってしまったりすることもあります。
この記事では、迷惑メールを自動で振り分ける方法から、誤判定されたメールの解除、高度なフィルタ設定、よくあるトラブル対策までを1本にまとめました。これを読めば、Gmailの迷惑メール管理が格段にラクになります。
目次
なぜ迷惑メール対策が必要なのか?
- 巧妙化するフィッシング詐欺:件名や本文を偽装した詐欺メールが増加中
- 誤判定による大事な連絡の見落とし:家族・取引先からのメールが迷惑メール扱いに
- 受信トレイの整理効率化:不要な手動整理の手間を削減
迷惑メールを自動で振り分ける方法
送信者をブロックして自動移動

- PC版:対象メールを選び「︙」→「○○さんをブロック」
- スマホアプリ:右上の「…」→「○○さんをブロック」
- → 以降、その送信者のメールは自動で迷惑メールフォルダへ
高度フィルタで柔軟に設定

- Gmailの検索バー横「▼」をクリック
- 「From」「Subject」など条件を指定
- 「フィルタを作成」→
- 「受信トレイをスキップ」
- 「迷惑メールにしない」チェックを外す
- 「ラベルを付ける」で整理(例:”Spam”)
- 「フィルタを作成」で保存
補足
@example.com
のようにドメイン指定も可能- 「見積」「請求書」などキーワード指定も有効
誤って迷惑メールになったメールを復元・解除する方法
- 左側メニューの「迷惑メール」を開く
- 該当メールを選択
- 上部の「迷惑メールではない」をクリック
- 必要なら送信者を連絡先に追加(ホワイトリスト化)
これにより Gmailのフィルタが学習し、今後の誤判定が減少します。
フィルタ設定の活用ポイント
- 件名キーワードの除外:「請求書」などを含むものを迷惑メール対象外に
- サイズで制限:大容量ファイルだけ迷惑メールに設定可能
- 条件の複合化:件名+送信元ドメインなど複数条件を組み合わせると誤判定を減らせます
- 定期見直し:半年ごとにフィルタを整理・最適化するのがおすすめ
注意点とよくあるトラブル対策
トラブル例 | 解決策 |
---|---|
フィルタが適用されない | 条件のスペルミスや余分なスペースを確認 |
誤判定が続く | 「迷惑メールではない」+連絡先登録で学習促進 |
ドメイン単位でブロックしたい | From に *@example.com を指定 |
スマホで設定できない | モバイルアプリではフィルタ作成不可。PCまたはブラウザで対応 |
赤い警告付きメールがある | フィッシングの可能性大。絶対にURLを開かないよう注意 |
まとめ
- 迷惑メール対策の基本:送信者ブロック+フィルタ設定で自動振り分け
- 誤判定の対処:「迷惑メールではない」で復元+連絡先登録で再発防止
- 設定の見直し:キーワードやサイズで除外条件を調整。半年に1度のチェック推奨
これらを実践することで、Gmailの迷惑メール管理がぐっと快適になります。安心できる受信トレイ環境を整えていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございます。
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