
「フォルダアイコンを変更したのに反映されない」「カスタム画像を適用しても元に戻ってしまう」──そんな経験はありませんか?
Windows 11では、フォルダアイコンを自由に変更できますが、いくつかの条件が満たされていないと正常に反映されないことがあります。
この記事では、フォルダアイコンが変更できない原因とその対処法を、わかりやすいチェックリスト形式で紹介します。
よくある原因とチェックポイント
1. .icoファイル以外の画像を指定している

PNGやJPGはそのままでは使えません。Windowsでは.ico形式の画像でなければアイコンとして認識されません。
解決策:当サイトのICO変換ツールを使えば、PNGやJPG画像から簡単に変換できます。
2. 画像キャッシュが残っている

アイコンを変更しても表示が変わらないことがありますが、これはWindowsのアイコンキャッシュが原因である場合が多いです。
解決策:PCを再起動する、またはキャッシュを手動でクリアします。
%LocalAppData%\IconCache.db を削除して再起動すると、キャッシュが再構築されます。
3. フォルダの属性が特殊(読み取り専用・システム属性)

システムフォルダや、特殊な属性が付いているフォルダは変更が反映されないことがあります。
解決策:プロパティから「読み取り専用」属性を解除してから再試行します。
解決策:プロパティから「読み取り専用」属性を解除してから再試行します。
なお、フォルダの「読み取り専用」チェックは、Windowsの仕様により再び表示されることがありますが、これは見た目上の動作であり、実際の制限には影響しません。ただし、一部のアプリケーションではこの属性が誤認識されるケースがあるため、念のため解除操作をしておくと安心です。
4. .icoファイルのサイズ・形式が不適切

作成した.icoファイルに対応していないサイズしか含まれていないと、表示されないことがあります。
解決策:以下のサイズを含むアイコンが推奨です。
→ 256px / 48px / 32px / 16px
当サイトの変換ツールでは、複数サイズを一括で生成可能です。
5. ネットワークドライブや同期フォルダで変更している

OneDriveやDropboxなど同期型フォルダでは変更が保存されないことがあります。
解決策:ローカル(Cドライブ直下など)のフォルダで試してみましょう。
アイコンが元に戻るときの対処法
一度設定しても、PC再起動や同期のタイミングでアイコンがデフォルトに戻ることがあります。原因としては
.icoファイルのパスが変更された・削除された- ネットワークドライブで上書きが発生
- フォルダに
.iniファイルが自動作成されていない
解決策
.icoファイルはフォルダと同じ場所に保存するのがおすすめです。- 「desktop.ini」ファイルがあるか確認し、なければ再設定して作成させる。
よくある質問(FAQ)
- PNG画像を直接アイコンに使うことはできますか?
できません。Windowsは
.ico形式しかサポートしていないため、事前に変換が必要です。- 正しい手順で設定してもアイコンが反映されません。
キャッシュが残っている可能性があります。PCの再起動やキャッシュファイルの削除をお試しください。
- アイコンを変更してもすぐ元に戻ってしまいます。
.icoファイルの保存場所が変わった、またはネットワークドライブでの制限が原因です。フォルダと同じ場所に.icoを置くことで安定します。- どのサイズの.icoファイルが必要ですか?
256px / 48px / 32px / 16px を含めておくと安心です。当サイトのツールでは自動で対応サイズを生成できます。
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まとめ:アイコンが変更できないときは1つずつ原因をチェック
フォルダアイコンが変更できない理由の多くは、ファイル形式の間違い・キャッシュ・保存場所の問題にあります。
この記事のチェックリストを参考に、1つずつ試していくことで必ず原因が見つかります。
また、画像ファイルを使いたい場合は、当サイトのICO変換ツールを活用して、適切な形式でオリジナルアイコンを作ってみてください。
Tamaglo最後までお読みいただきありがとうございます。
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