
「ファイルを開いた日を自動で表示したい」
「今日から何日後・何日前かを自動計算したい」
そんな時に役立つのが TODAY関数 です。
TODAY関数は、その日の日付を自動で返す関数で、毎日変わる「今日」を基準にしたスケジュール管理や有効期限の計算などに使われます。
この記事では、TODAY関数の基本的な使い方から、実務で便利な活用例までわかりやすく紹介します。
目次
TODAY関数とは?
TODAY関数は、パソコンの日付設定に基づいて“今日の日付”を表示する関数です。
時間情報は含まず、日付(年月日)のみを返します。
■ 構文
=TODAY()
- 引数は不要(空のカッコで使用)
使用例データ(サンプル表)

セル | A列(説明) | B列(数式) | 結果 |
---|---|---|---|
1 | 今日の日付を表示 | =TODAY() | 2025/05/16(例) |
2 | 7日後の日付 | =TODAY()+7 | 2025/05/23(例) |
3 | 30日前の日付 | =TODAY()-30 | 2025/04/16(例) |
4 | 契約終了までの日数(残り) | =B4-TODAY() | 残り日数(数値) |
実務で役立つ活用例
スケジュール自動表示(1週間後など)
=TODAY()+7
→ 今日を基準に1週間後の日付を自動表示。
契約の有効期限チェック
=IF(TODAY()>B2, "期限切れ", "有効")
→ 指定日と比較して有効期限をチェック。
書類の日付欄を常に最新に保つ
=TEXT(TODAY(), "yyyy年m月d日")
→ 書式付きで表示可能(例:2025年5月16日)
TODAY関数の特徴と注意点
- 毎日更新される動的な関数:日付はファイルを開いたタイミングで自動更新
- 印刷前などに固定したい場合は、
Ctrl + ;
で手入力か、値として貼り付け
を使用 - 時間は含まれない(時間が必要なら
NOW()
関数を使用)
まとめ:TODAY関数で「今」を基準にしたExcelを作ろう!
- TODAY関数は今日の日付を自動表示するシンプルな関数
- スケジュール管理や期限チェックに幅広く活用可能
- 他の関数と組み合わせればより実用的な日付処理ができる
- 自動更新されるため、常に最新の状態を保てる
Excelで日付ベースの管理を効率化したいなら、まず覚えたい基本関数です

最後までお読みいただきありがとうございます。
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