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【解説】ExcelのTEXTJOIN関数とは?区切り文字で複数セルを結合する便利な使い方ガイド

「複数のセルをカンマ区切りでまとめたい」
「空白セルを無視して結合したい」
そんなときに便利なのが TEXTJOIN関数 です。

TEXTJOIN関数は、指定した区切り文字で複数の文字列やセル範囲を一括で結合できる関数で、CONCAT&よりも効率的に使える場面が多いのが特長です。

この記事では、TEXTJOIN関数の基本構文から実用的な使い方、改行や空白セルの扱い方、他関数との連携までまとめて解説します。


目次

TEXTJOIN関数とは?

TEXTJOIN関数は、指定した区切り文字で複数の文字列やセル範囲を結合するExcelの関数です。

■ 構文

=TEXTJOIN(区切り文字, 空白セルを無視, 文字列1, [文字列2], …)
  • 区切り文字:各要素を区切る文字(例:”, “、”|”など)
  • 空白セルを無視TRUE=空白セルをスキップ、FALSE=空白セルも結合
  • 文字列1〜:セル、文字列、セル範囲など複数指定可能

使用例データ(サンプル表)

TEXTJOIN関数をサンプルデータを使用して説明する画像
セルA列(姓)B列(名)C列(部署)D列(数式)結果
1山田太郎営業部=TEXTJOIN(" ", TRUE, A2:C2)山田 太郎 営業部
2山田空白営業部=TEXTJOIN(" ", TRUE, A3:C3)山田 営業部
3山田空白営業部=TEXTJOIN(" ", FALSE, A3:C3)山田 営業部(空白も結合)
4商品A商品B商品C=TEXTJOIN(" / ", TRUE, A4:C4)商品A / 商品B / 商品C

応用テクニックと活用例

セル範囲をカンマ区切りで一括結合

=TEXTJOIN(", ", TRUE, A2:C2)

改行で結合(表示形式で折り返しを有効に)

=TEXTJOIN(CHAR(10), TRUE, A2:C2)

Alt + Enterで折り返し表示を有効に

IF関数との組み合わせ例

IF関数と組み合わせて使用する例を説明する画像

部署がある場合のみ表示

=IF(C2<>"", TEXTJOIN("|", TRUE, A2:B2, C2), TEXTJOIN("|", TRUE, A2:B2))

CONCAT・TEXTJOIN・&演算子の比較表

機能TEXTJOIN関数CONCAT関数&演算子
セル範囲結合✕(1つずつ指定)
区切り文字指定〇(手動で挿入)
空白セル無視〇(TRUE/FALSE)✕(すべて結合)✕(すべて結合)
改行挿入〇(CHAR(10))△(間に文字挿入要)△(手動対応)

注意点とポイント

  • 区切り文字を空文字("")にすれば単純結合としても使える
  • 改行(CHAR(10))を使う場合はセルの折り返し表示をONにすること
  • Excel 2019以降、またはMicrosoft 365で使用可能(古いバージョンでは使えません)

まとめ:TEXTJOIN関数でスマートに結合!

  • TEXTJOINは複数セルを区切り文字付きでまとめられる万能関数
  • 空白を自動で無視する機能があり、整った表示が簡単に
  • 改行や他関数との連携で応用範囲も広い

CONCATや&では対応しづらい場面でも、TEXTJOINを使えば効率的に処理できます。
文字列結合の最適解として、ぜひ活用しましょう!

Tamaglo

最後までお読みいただきありがとうございます。


執筆者 玉城 学(タマキ マナブ)

IT業界歴10年以上。ヘルプデスク・サーバーエンジニアとしてWindowsの設定、クラウド管理、PC最適化を担当。

現在はPC設定・Office活用の専門家として、ブログやYouTubeで情報を発信中。

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