
Excelで合計を出すとき、「離れたセルだけを合計したい」と思ったことはありませんか?
例えば A1、C3、E5 のように連続していないセル(とびとび)を合計したい場合、方法はいくつかあります。
この記事では、以下の3つの方法を使って、目的に合わせたとびとびの足し算を行うテクニックを紹介します。
- SUM関数(カンマ区切り)
- 「+」記号による手入力
- Ctrlキーを使った簡易合計表示
目次
SUM関数を使ったとびとび足し算

SUM関数は複数のセルを カンマ(,)で区切って指定することで、離れたセルをまとめて合計できます。
=SUM(F4, F6, F9)
ポイント
- セルを複数選択しても合計される
- 一度関数を組んでおけば、セルの値が変わっても自動で反映される
- 正確性と再利用性に優れる方法
「+」記号を使った手入力で足し算

よりシンプルに足し算を行いたい場合は、「=セル1+セル2+セル3」というように記号を使って記述できます。
=A1+C3+E5
ポイント
- 小規模な表や一時的な合計に向いている
- SUM関数よりも直感的に使える
- セル数が増えると管理が煩雑になる
Ctrlキーで合計を即確認する

関数や記号を使わずに合計を知りたいときは、Ctrlキーを押しながらセルをクリックするだけでOK。
ステータスバーに合計が表示されます。
手順
- Ctrlキーを押しながら、合計したいセルをクリック(とびとびでOK)
- Excel画面の右下(ステータスバー)に「合計:○○」と表示される
ポイント
- セルに関数を入力しないため、データを汚さずに済む
- 一時的な確認に最適
- ステータスバーに合計が表示されない場合は、右クリックして「合計」を選択
おまけ:SUM関数をショートカットで呼び出す方法
頻繁に合計を使う方は、以下のショートカットが便利です。
- ショートカットキー:
Shift + Alt + =
選択範囲に自動で =SUM(...)
が入力されるので、毎回手動で入力する手間が省けます。
まとめ|とびとびでも簡単に足し算できる
Excelでは、離れたセル(とびとび)の合計を出す方法が複数用意されています。
それぞれの方法には向き不向きがあるため、用途や作業内容に応じて最適な方法を選びましょう。
- 精度と再利用性を重視するなら「SUM関数」
- 簡易的な合計なら「+」記号
- 一時的に確認したいだけなら「Ctrlキーによる合計表示」
どの方法も覚えておくと、日々の作業効率がぐんとアップします。

最後までご覧いただきありがとうございます。
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