
Excelで文章やコードの長さを把握したいとき、手作業で数えるのは大変です。LEN関数を使えば、セル内の文字数を瞬時に取得でき、「Excel 文字数 カウント」のキーワードで求められるシーンにもぴったりです。
この記事で分かること
- LEN関数の基本的な書式と役割
- 全角・半角やスペース込み/除外の文字数カウント方法
- TRIM関数との組み合わせによる実践的な使い方
- よくある注意点とQ&A
目次
1. LEN関数とは?
- セル内の文字数(バイト数ではなく文字数)を返す
- 英数字・記号・漢字すべてを「1文字」としてカウント
書式
=LEN(文字列)
2. 基本的な使い方

- 文字列を直接指定
=LEN("Tamaglo") → 7
- セル参照でカウント
=LEN(A2)
- 数式や結果も文字列として扱えばカウント可能
3. 全角・半角・スペースの扱い
- 全角・半角ともに1文字としてカウント
- スペース(空白)も1文字扱い
- 不要な前後スペースが含まれる場合、正確な文字数を得るにはTRIM関数使用を検討
4. TRIM関数と組み合わせる例

- 目的:セル内の余分な空白を削除して正確に文字数をカウント
- 書式
=LEN(TRIM(A2))
- 効果
- 先頭・末尾の半角スペース除去
- 連続する半角スペースを1つにまとめる
5. 応用:他の関数との連携
- SUBSTITUTE で改行や全角スペースを除去
=LEN(SUBSTITUTE(A2, CHAR(10), ""))
- LEFT/RIGHT と組み合わせて一部文字の長さ取得
=LEN(LEFT(A2, 5))
6. よくある質問(Q&A)
Q1. Excelで文字数をカウントするには?
A. LEN関数を使います。直接文字列かセル参照を引数に指定してください。
Q2. 空白を除いて文字数を調べたいときは?
A. =LEN(SUBSTITUTE(A2, " ", ""))
のように SUBSTITUTE関数で空白を削除してからLENを使います。
Q3. 全角スペースを除外するには?
A. =LEN(SUBSTITUTE(A2, " ", ""))
と半角・全角両方を置き換える式を組むと便利です。
Q4. 改行を含むセルの文字数は?
A. 改行コード(CHAR(10))を SUBSTITUTE(A2, CHAR(10), "")
で除去後にLENを適用します。
7. まとめ
- LEN関数 で簡単に「Excel 文字数 カウント」
- TRIM/SUBSTITUTE と組み合わせて余計な空白や改行を除去
- 他の文字操作関数と連携すれば、あらゆる文字数集計ニーズに対応可能
これらのテクニックを活用して、文字数カウント業務を効率化し、データ精度を向上させましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます。
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