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【解説】ExcelのISNUMBER関数とは?数値かどうかを判定して処理を分岐する使い方ガイド

「このセルの値が数値かどうかをチェックしたい」
「数値のときだけ処理したいけど、文字列だとエラーが出る…」
そんな場面で役立つのが ISNUMBER関数 です。

ISNUMBER関数は、指定した値が“数値”であるかどうかを判定し、TRUEまたはFALSEを返す関数です。
この記事では、ISNUMBER関数の基本的な使い方から、IF関数との組み合わせ、VLOOKUPや検索関数と連携した応用テクニックまでわかりやすく紹介します。


目次

ISNUMBER関数とは?

ISNUMBER関数は、指定した値が数値であればTRUE、そうでなければFALSEを返す関数です。

■ 構文

=ISNUMBER(値)
  • :判定対象の数式・セル・関数など

使用例データ(サンプル表)

セルA列(値)B列(数式)結果説明
1123=ISNUMBER(A2)TRUE数値 → TRUE
2“123”=ISNUMBER(A3)FALSE文字列扱いの数値 → FALSE
3=LEN("abc")=ISNUMBER(A4)TRUE数値(関数の結果) → TRUE
4#N/A=ISNUMBER(A5)FALSEエラー値 → FALSE
5空欄=ISNUMBER(A6)FALSE空欄も数値ではない

活用テクニックと使用例

IF関数と組み合わせて、数値のときだけ計算

=IF(ISNUMBER(A2), A2 * 10, "数値ではありません")

→ A2が数値なら10倍、そうでなければメッセージ表示。


検索結果の処理(SEARCH × ISNUMBER)

=IF(ISNUMBER(SEARCH("エラー", A2)), "含む", "含まない")

→ A2に「エラー」という文字が含まれていればTRUEになる。


数値以外をフィルターして除外

ISNUMBER関数をフィルター列に使用し、TRUEの行だけ抽出。


ISNUMBERと他のIS関数の違い

関数名判定対象TRUEを返す例FALSEになる例
ISNUMBER数値かどうか123, 1.5, 数式の結果“123”, 空白, 文字列
ISTEXT文字列かどうか“abc”, “123”123, TRUE
ISBLANK空白かどうか空セル0, “”, ” “
ISERRORエラーかどうか#DIV/0!, #N/A123, “abc”

注意点と特徴

  • “123” は文字列扱いのため FALSE になる(見た目と内部処理に注意)
  • 関数の返り値が数値であれば TRUE(例:=LEN("abc") → 3 → 数値)
  • 検索系関数と組み合わせることで部分一致チェックに使える
  • 空白・エラー・記号などはFALSEになる

まとめ:ISNUMBER関数で数値判定をシンプルに!

  • ISNUMBER関数は、値が数値かどうかを確認できるシンプルな関数
  • IF関数やSEARCH関数と組み合わせれば、入力チェックや検索処理が安定化
  • 数値だけを対象に処理したいときに非常に便利
  • 「見た目ではわからない型の違い」も判定できるため、フォームやCSV処理にも最適

Excelのデータ処理を安定させたいなら、ISNUMBER関数はぜひマスターしておきたい関数のひとつです!

Tamaglo

最後までお読みいただきありがとうございます。


執筆者 玉城 学(タマキ マナブ)

IT業界歴10年以上。ヘルプデスク・サーバーエンジニアとしてWindowsの設定、クラウド管理、PC最適化を担当。

現在はPC設定・Office活用の専門家として、ブログやYouTubeで情報を発信中。

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