【注目の最新ガジェットが続々ランクイン!】Wi-Fi 7対応ルーター「eero 7」やAnkerの急速充電器、人気のモバイルモニターやUSB-Cハブ、話題のAndroid 15タブレットなど、今話題のPC周辺機器がランキング上位に!チェックはお早めに!

【解説】ExcelのEOMONTH関数とは?月末日を自動取得する方法と実務での活用法

「指定した日付の月末をすばやく取得したい」
「毎月の締日や最終日を自動で計算したい」
そんなときに便利なのが EOMONTH関数 です。

EOMONTH関数は、基準日から指定した月数だけ前後に移動し、その月の末日を返す関数です。
締日処理や帳簿作成、請求スケジュールの自動化に役立ちます。
この記事では、EOMONTH関数の構文、使用例、EDATE関数との違いまでわかりやすく解説します。


目次

EOMONTH関数とは?

EOMONTH関数は、指定した日付から任意の月数前後の**「月末日」を取得**できる関数です。

■ 構文

=EOMONTH(開始日, 月数)
  • 開始日:基準となる日付(セル参照や TODAY() も可)
  • 月数:正の数=未来、負の数=過去、0=当月末

使用例データ(サンプル表)

EOMONTH関数とサンプルの使用例。基準日と月数から未来や過去の月を表すことができる
セルA列(基準日)B列(月数)C列(数式)結果
12025/01/150=EOMONTH(A2, B2)2025/01/31
22025/01/311=EOMONTH(A3, B3)2025/02/28
32025/05/16-2=EOMONTH(A4, B4)2025/03/31
4TODAY()1=EOMONTH(TODAY(), B5)今日から1か月後の月末

活用テクニックと使用例

毎月の締日を自動計算

=EOMONTH(A2, 0)

→ 基準日と同じ月の末日を取得。


請求書の支払期日を月末に設定

=EOMONTH(A2, 1)

→ 発行日(A2)の翌月末を自動表示。


月末+1日(翌月1日)を取得

=EOMONTH(A2, 0) + 1

→ 翌月の開始日を自動取得(支払い処理や繰越処理に便利)


EOMONTHとEDATEの違い

項目EOMONTH関数EDATE関数
戻り値月末日を返す同じ日付(補正あり)を返す
EOMONTH("2025/1/15", 0) → 1/31EDATE("2025/1/15", 0) → 1/15
主な用途月末処理、締日管理、スケジュール計算契約日、支払日、期間処理

注意点と特徴

  • 月数にマイナスを指定すれば過去の月末が取得できる
  • 開始日が月末でなくても、その月の最終日が返る
  • 時間は含まれず、日付のみのシリアル値で返される

まとめ:EOMONTH関数で月末処理をスマートに!

  • EOMONTH関数は、基準日から前後の月末日を自動で取得できる便利な関数
  • 締日や支払期日など、「月末」が基準となる処理に最適
  • EDATETODAY関数と組み合わせれば、柔軟なスケジュール管理が可能
  • 月末処理を効率化したいなら、まず覚えておきたい関数のひとつ!
Tamaglo

最後までお読みいただきありがとうございます。


執筆者 玉城 学(タマキ マナブ)

IT業界歴10年以上。ヘルプデスク・サーバーエンジニアとしてWindowsの設定、クラウド管理、PC最適化を担当。

現在はPC設定・Office活用の専門家として、ブログやYouTubeで情報を発信中。

詳しいプロフィールはこちら

SNSでも情報を発信しています: YouTubeTikTokInstagram

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

※ コメントは確認後に公開されます。反映まで少し時間がかかる場合があります。

コメントする


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次