
目次
はじめに
生年月日から年齢を手動で計算すると、更新漏れや入力ミスが起こりがちです。
関数を使えば、一度設定するだけで毎日自動的に年齢を更新できます。ここでは必要な関数と設定ポイントをシンプルにまとめました。
1. 年齢を自動計算する準備

- 生年月日を入力するセル(例:D4)を用意
- 今日の日付を入れるセル(例:E1)を用意 or TODAY()を直接使う
- セルの書式を“日付”または“ユーザー定義”で統一
2. DATEDIF関数の基本

- 書式:
=DATEDIF(開始日, 終了日, "Y")
- 各引数
- 開始日:生年月日のセル
- 終了日:固定日(例:E1)または
TODAY()
- 単位:”Y” → 年数、”M” → 月数、”D” → 日数
例:
=DATEDIF(D4, $E$1, "Y")
→ 「2000/8/1」を入力したD4が、E1の日付時点で何歳かを返す
3. TODAY関数との組み合わせ

- TODAY関数だけで常に最新の年齢を表示:
=DATEDIF(D4, TODAY(), "Y")
- メリット
- 毎日手動で日付を更新不要
- シートを開くだけで最新の年齢を確認可能
4. 書式設定の注意点
- 日付形式の統一:複数の表示形式が混在するとエラーに
- ユーザー定義:
yyyy/m/d
やyyyy.mm.dd
での入力もOK - 文字列の日付:
"2000.8.1"
のように文字列扱いされると計算できないため注意
5. トラブル対策ポイント
- 文字列→日付変換:
=DATEVALUE(D4)
を併用 - セル参照の固定:
$E$1
のように絶対参照を活用 - DATEDIF関数が見つからない:関数一覧で「D」を検索
6. よくある質問
Q1. どの関数を使えばいいですか?
A. 年数を出すには DATEDIF関数、現在日付は TODAY関数を使います。
Q2. 月齢や日齢も計算できますか?
A. 単位を "M"
(月)や "D"
(日)に変更して利用可能です。
Q3. 生年月日が文字列扱いの場合は?
A. DATEVALUE関数で日付型に変換してからDATEDIFを適用してください。
7. まとめ
- DATEDIF関数+TODAY関数 で、生年月日から最新の年齢を自動表示
- 書式を統一 し、セル参照は絶対参照でミスを防ぐ
- 一度設定すれば 毎日手動更新不要 でミスなく管理可能
快適なエクセル作業を実現し、業務やプライベートの効率をアップしましょう!

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