
Wi-Fiに一度接続すると、Windows11ではそのネットワークの情報(SSID・パスワードなど)が自動的に保存されます。便利な機能ではありますが、不要になったWi-Fi情報をそのまま残しておくと、誤って接続されたり、設定の不具合が起きたりすることもあります。
この記事では、Windows11でWi-Fiのネットワークプロファイルを削除する手順を画像なしでもわかりやすく紹介します。ネットワークが安定しないときの再設定方法としても役立つ内容です。
Wi-Fiネットワークプロファイルを削除する理由
以下のような理由で削除を検討する方が多いです。
- 不要になったWi-Fiネットワーク(SSID)情報を消したい
- 過去に保存された接続情報を初期化して再設定したい
- 接続トラブルが発生しており、一度削除して再登録したい
ただし、現在使っているWi-Fiプロファイルを削除すると、次回から自動接続ができなくなります。削除前にSSID名とパスワードを必ずメモしておきましょう。
既知のネットワークからWi-Fiプロファイルを削除する手順
Wi-Fiプロファイルを削除するには、「既知のネットワークの管理」から行います。以下の手順で設定を進めてください。
手順1

スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
手順2

「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」をクリックします。
手順3

「既知のネットワークの管理」を選びます。
手順4

一覧に表示されたネットワークの中から、削除したいSSIDを探し、「削除」ボタンをクリックします。
※削除をクリックすると即時削除され、確認画面は表示されません。
削除が終わったあとの注意点
ネットワークプロファイルを削除すると、次回そのWi-Fiに接続する際には再びSSIDの選択とパスワードの入力が必要になります。
削除後にすぐ接続したい場合は、一覧から再度SSIDを選び、パスワードを入力することで再登録できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. Wi-Fiプロファイルとは何ですか?
Wi-Fiプロファイルとは、Windowsが一度接続したWi-Fiネットワークの情報(SSID、パスワード、IP設定など)を保存したものです。再接続時に自動的に使われます。
Q2. 削除してもネットワークは使えますか?
はい、削除しても物理的なWi-Fiネットワーク自体が消えるわけではありません。削除後に再度接続すれば、新しい情報としてプロファイルが再作成されます。
Q3. 削除すると何が初期化されますか?
以下の情報がリセットされます。
- 自動接続の設定
- IPアドレス設定(固定/自動)
- 保存されたパスワード
- プロキシやDNSなどのカスタム設定
Q4. パスワードを忘れた場合、再接続できませんか?
はい、パスワードを事前にメモしておかないと再接続できません。削除前にSSIDとパスワードの確認をおすすめします。
Q5. 複数のWi-Fiプロファイルを一括で削除できますか?
設定画面からは1つずつ削除する必要がありますが、コマンドプロンプトやバッチファイルを使えば一括削除も可能です。
まとめ
Wi-Fiネットワークプロファイルの削除は、過去に保存された不要な接続情報を整理したり、接続不具合を解消するために有効な方法です。
Windows 11では「設定」→「既知のネットワークの管理」から、数ステップで簡単に削除できます。
項目 | ポイント |
---|---|
対象 | 過去に接続したSSID・パスワード・設定 |
効果 | 自動接続解除・トラブルの初期化 |
注意点 | 削除前にパスワードを控えておくこと |
再接続は可能ですが、SSIDの選択とパスワード再入力が必要になります。削除後すぐに再登録する場合は、接続情報を事前に確認しておきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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