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ドライバの削除、適当に済ませていませんか?
グラフィックボードを交換したあとや、ドライバの不具合を感じたとき、ただアンインストールするだけでは不十分なケースがあります。そんなときに頼れるのが「DDU(Display Driver Uninstaller)」。この記事では、安全かつ効果的に古いドライバを削除する方法を解説します。
DDUとは?
- Display Driver Uninstaller の略
- グラフィックドライバに関するファイル・レジストリ・設定を完全削除できる無料ツール
- NVIDIA、AMD、Intelに対応
1. DDUを使うべきケース
- GPUメーカーを変更するとき(例:NVIDIA → AMD)
- ドライバ更新後に不具合が出るようになったとき
- パフォーマンスが安定しない/クラッシュが頻発する場合
- GPUを交換したのにドライバが前のまま動いているとき
2. 事前準備と注意点
- DDUの実行はセーフモード推奨(Windows再起動時にF8やShift+再起動)
- インターネット接続を一時切断(自動でドライバが再インストールされるのを防ぐ)
- Windowsの更新を一時停止しておくと安心
3. DDUの使い方(手順)
- 公式サイト(Wagnardsoft)からDDUをダウンロード
- ZIPファイルを展開し、DDU.exeを起動(インストール不要)
- GPUメーカーを選択(NVIDIA / AMD / Intel)
- 「クリーン&再起動」をクリック
- 自動的にドライバ削除 → Windows再起動
4. 削除後にやるべきこと
- 最新のGPUドライバを公式サイトから再インストール
- GeForce ExperienceやRadeon Softwareを併用するのもおすすめ
- 再起動後、ディスプレイ設定や電源プランが初期化されている場合は再調整
5. よくある質問(FAQ)
Q. DDUはどこで入手できますか?
A. 正規配布元は Wagnardsoft(https://www.wagnardsoft.com/) です。
Q. DDUは危険ですか?
A. 正しく使えば非常に安全ですが、誤操作でシステムに影響が出る可能性もあるため慎重に操作してください。
Q. AMD Cleanup Utilityとの違いは?
A. AMD専用ツールと異なり、DDUは複数メーカーに対応し、より深く削除できるのが特徴です。
まとめ|トラブルの元を残さずクリーンに
- DDUを使えば、不要なドライバ設定や競合を一掃できます
- GPU交換や不調時の「第一選択肢」として覚えておく価値があります
- クリーンな環境で最新ドライバを入れ直すことが、パフォーマンス安定化の第一歩です

最後までお読みいただきありがとうございます。
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