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ダイソーのType-Cハブは使える?実際に転送速度を計測!
ダイソーで販売されているType-Cハブ(550円)は、USBポートが足りないときに便利なアイテムです。しかし、USB2.0とUSB3.0のポートが混在しており、転送速度に違いがあることが気になります。
本記事では、ダイソーのType-CハブのUSB2.0とUSB3.0の転送速度を比較し、実際の使用感を検証してみました。
USB2.0とUSB3.0の違いとは?
USBにはさまざまな規格がありますが、現在主流なのはUSB2.0とUSB3.0です。
見た目の違い

- USB2.0 → ポートの内部が黒色
- USB3.0 → ポートの内部が青色
転送速度の違い(理論値)
- USB2.0:最大480Mbps(約60MB/s)
- USB3.0:最大5Gbps(約625MB/s)
理論上、USB3.0はUSB2.0の約10倍の速度があります。ただし、USB2.0とUSB3.0には互換性があり、接続した機器により転送速度が制限されることもあります。
ダイソーのType-Cハブの特徴と仕様
基本スペック
スクロールできます




- 価格:550円(税込)
- ポート構成:
- USB2.0 × 3
- USB3.0 × 1
- 接続端子:Type-C
USB3.0ポートは1つしかないため、高速なデータ転送をする場合は青色のUSB3.0ポートに接続するのが必須です。
USB2.0ポートの転送速度を検証
測定環境
- 使用ソフト:CrystalDiskMark
- 使用デバイス:USB3.0対応の外付けSSD
- 測定ファイル:10MB × 100個(合計1GB)
測定結果(USB2.0)

測定項目 | 結果 |
---|---|
読み込み速度(Read) | 42.76MB/s |
書き込み速度(Write) | 37.11MB/s |
実際の転送速度 | 28.9MB/s |
残り時間(15%時点) | 約30秒 |
USB2.0ポートでは最大30MB/s前後の速度となり、大容量ファイルの転送には時間がかかる印象です。
USB3.0ポートの転送速度を検証
測定結果(USB3.0)

測定項目 | 結果 |
---|---|
読み込み速度(Read) | 111.23MB/s |
書き込み速度(Write) | 108.66MB/s |
実際の転送速度 | 78.2MB/s |
残り時間(29%時点) | 約10秒 |
USB3.0ポートでは、USB2.0の約2.7倍の速度が出ました。
体感でもUSB2.0より高速で、ファイル転送がスムーズに終わるのを実感できました。
まとめ:ダイソーのType-Cハブはコスパ良し!ただしUSB3.0ポートを活用すべし
メリット
✅ 550円でUSBポートを増設できる ✅ USB3.0ポートの速度は問題なく出る ✅ Type-C対応で最新のノートPCとも相性が良い
デメリット
❌ USB3.0ポートが1つしかない ❌ 全てのポートがUSB3.0ではないため、注意が必要
結論
ダイソーのType-Cハブは、USB3.0ポートを活用すればコスパ抜群のUSBハブです。ただし、高速転送を期待するならUSB3.0ポートに必ず接続することが重要です。

最後までご覧いただきありがとうございます。
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