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【解説】queryコマンドの使い方 | Windowsでのリモートセッション管理

目次

queryコマンドとは?

queryコマンドは、Windowsでのリモートデスクトップセッションの管理やユーザー情報の確認を行うためのツールです。リモートデスクトップセッションホストサーバー上で実行されているプロセスやセッション、接続しているユーザーの情報を表示することができます。queryには、processsessionuserなどのサブコマンドがあり、それぞれ異なる情報を提供します。

主な用途

  • セッションの確認: 接続中のリモートセッションの情報を確認し、IDや状態を把握。
  • ユーザーの確認: リモートセッションに接続しているユーザーの情報を表示。
  • プロセスの確認: リモートデスクトップセッションホストサーバーで実行中のプロセスを一覧表示。

query processコマンドの使い方

query processコマンドは、リモートデスクトップセッションホストサーバー上で実行されているプロセスを確認するためのコマンドです。セッションごとにどのプロセスが実行中かを調査し、問題が発生しているプロセスを確認できます。

基本構文

query process [<セッション名> | <ユーザー名> | <セッションID>] [/ID:セッションID] [/SERVER:サーバー名] [/CONSOLE]
パラメーター説明
<セッション名>特定のセッションのプロセスを確認します。
<ユーザー名>特定のユーザーが実行しているプロセスを表示します。
<セッションID>特定のセッションIDに紐づいたプロセスを表示します。
/ID:セッションIDセッションIDを指定して、そのセッションのプロセスを表示。
/SERVER:サーバー名リモートサーバー上のプロセスを表示。
/CONSOLE現在のコンソールセッションのプロセスを表示します。

使用例

1. 現在のセッションのプロセスを確認

現在のセッションで実行中のプロセスを確認します。

query process
  • 説明: このコマンドを実行すると、現在のセッションで実行されているすべてのプロセスが表示されます。

2. 特定のセッションIDのプロセスを確認

セッションIDを指定して、そのセッションで実行中のプロセスを確認します。

query process /ID:2
  • 説明: セッションID2で実行されているプロセスが一覧表示されます。

query sessionコマンドの使い方

query sessionコマンドは、リモートデスクトップセッションホストサーバー上のセッション情報を確認するためのコマンドです。セッションIDや状態、ユーザー名などの情報を表示します。

基本構文

query session [/SERVER:サーバー名] [セッション名 | ユーザー名 | セッションID] [/ID:セッションID] [/CONSOLE]
パラメーター説明
<セッション名>特定のセッション名を指定して、そのセッションの詳細を表示します。
<ユーザー名>特定のユーザーに関連するセッション情報を表示します。
<セッションID>セッションIDを指定して、そのセッションの情報を表示します。
/SERVER:サーバー名特定のリモートサーバーのセッション情報を表示します。
/ID:セッションID指定したセッションIDの情報を表示します。
/CONSOLEコンソールセッションの情報を表示します。

使用例

1. すべてのセッションを表示

現在接続されているすべてのセッション情報を表示します。

query session
  • 説明: 接続されているすべてのセッションが表示され、セッションIDや状態、ユーザー名などの情報が確認できます。

2. 特定のユーザーのセッションを確認

特定のユーザーが接続しているセッションの情報を表示します。

query session tamaglo
  • 説明: tamagloというユーザーが接続しているセッション情報が表示されます。

query userコマンドの使い方

query userコマンドは、現在接続しているユーザーの情報を表示するためのコマンドです。ユーザー名やセッションID、接続時間などの情報が表示され、どのユーザーがどのセッションで作業しているかを確認できます。

基本構文

query user [<ユーザー名>] [/SERVER:サーバー名]
パラメーター説明
<ユーザー名>特定のユーザー名を指定して、そのユーザーの接続情報を表示します。
/SERVER:サーバー名特定のリモートサーバーで接続中のユーザー情報を表示します。

使用例

1. すべてのユーザーを表示

現在接続しているすべてのユーザーの情報を表示します。

query user
  • 説明: 接続しているすべてのユーザー名、セッションID、接続時間などが表示されます。

2. 特定のユーザーの情報を確認

特定のユーザーがどのセッションで作業しているかを確認します。

query user tamaglo
  • 説明: tamagloというユーザーのセッション情報が表示されます。

quserコマンドの使い方

quserコマンドは、query userコマンドのショートバージョンであり、同様に現在接続しているユーザー情報を表示するために使用されます。こちらも、ユーザー名、セッションID、接続時間などの情報が確認可能です。

基本構文

quser [<ユーザー名>] [/SERVER:サーバー名]
パラメーター説明
<ユーザー名>特定のユーザー名を指定して、そのユーザーの接続情報を表示します。
/SERVER:サーバー名特定のリモートサーバーで接続中のユーザー情報を表示します。

使用例

1. すべてのユーザーを表示

現在接続しているすべてのユーザーの情報を表示します。

quser
  • 説明: 接続しているすべてのユーザー名、セッションID、接続時間などが表示されます。

2. 特定のユーザーの情報を確認

特定のユーザーがどのセッションで作業しているかを確認します。

quser tamaglo
  • 説明: tamagloというユーザーのセッション情報が表示されます。

queryコマンドを使う際の注意点

  • 管理者権限が必要: queryコマンドを実行するには、管理者権限が必要な場合があります。特にリモートサーバー上で実行する際には、適切なアクセス権限を持っていることを確認してください。
  • サーバー名の指定が必要な場合がある: リモートサーバーでの情報を取得する際には、正しいサーバー名を指定しないと正しく表示されないことがあります。

関連コマンド

まとめ

queryコマンドは、リモートデスクトップセッションの管理やユーザー情報の確認を行うために非常に便利なツールです。セッションごとのプロセス、接続しているユーザー、セッションの状態を確認することで、リモートサーバーの管理を効率的に行うことができます。

Tamaglo

最後までお読みいただきありがとうございます。

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