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【解説】mkdirコマンドの使い方とディレクトリの作成方法 | Windowsでのフォルダ生成

目次

mkdirコマンドとは?

mkdirコマンド(またはmdコマンド)は、Windowsで新しいディレクトリ(フォルダ)を作成するためのコマンドです。このコマンドを使用すると、指定したパスに一度に1つまたは複数のディレクトリを作成できます。ディレクトリはファイルの整理に重要であり、スクリプトを使用した自動化にも多用されます。

主な用途

  • 新しいディレクトリの作成: 指定されたパスにフォルダを作成。
  • 複数のディレクトリを一度に作成: 複数の階層を持つディレクトリも一度に生成可能。
  • 自動化スクリプトでのフォルダ作成: バッチファイルでディレクトリ作成を自動化。

mkdirコマンドの使い方

https://twitter.com/tama_global/status/1815402359343714486

mkdirコマンドは非常に簡単に使うことができ、パスを指定するだけで新しいディレクトリが作成されます。mdコマンドも同じ機能を持ち、どちらのコマンドを使っても同じ結果が得られます。

基本構文

mkdir [ドライブ:][パス]
パラメータ説明
[ドライブ:][パス]作成するディレクトリのパスを指定します(例: C:\example)。

使用例

1. 新しいディレクトリを作成

特定のディレクトリを作成するには、次のコマンドを使用します。

mkdir C:\Users\Tamaglo\Documents\NewFolder
  • 説明: C:ドライブのDocumentsフォルダ内にNewFolderという新しいフォルダを作成します。

2. 複数階層のディレクトリを作成

一度に複数の階層を持つディレクトリを作成するには、次のようにします。

mkdir C:\Users\Tamaglo\Documents\Projects\2024
  • 説明: Projectsフォルダがまだ存在しない場合は作成し、その中に2024というフォルダを一度に作成します。

3. 現在のディレクトリ内にフォルダを作成

相対パスを使って、現在のディレクトリ内にフォルダを作成する例です。

mkdir NewFolder
  • 説明: 現在のディレクトリ内にNewFolderというフォルダを作成します。

4. 複数のディレクトリを同時に作成

複数のディレクトリを一度に作成するには、フォルダ名をスペースで区切ります。

mkdir Folder1 Folder2 Folder3
  • 説明: 現在のディレクトリ内にFolder1Folder2Folder3という3つのフォルダを同時に作成します。

mkdirコマンドの活用例

自動化スクリプトでのディレクトリ作成

バッチファイルを使用して、特定のプロジェクトごとにフォルダ構造を自動生成するスクリプトを作成できます。たとえば、プロジェクトのディレクトリ構造を一度に生成する場合です。

@echo off
mkdir C:\Projects\ProjectB\Documents
mkdir C:\Projects\ProjectB\Images
mkdir C:\Projects\ProjectB\Source
echo フォルダが作成されました。
  • 説明: ProjectB内にDocumentsImagesSourceというフォルダを自動的に作成するバッチファイルです。

フォルダ作成と条件分岐

フォルダが存在しない場合のみフォルダを作成する条件付きのバッチファイルも作成可能です。

@echo off
if not exist C:\Backup mkdir C:\Backup
  • 説明: C:\Backupフォルダが存在しない場合に限り、フォルダを作成します。既に存在する場合は、フォルダは作成されません。

mkdirコマンドを使う際の注意点

  • フォルダが既に存在する場合: 作成しようとしたフォルダが既に存在する場合、エラーは発生せず、何も変更されません。
  • スペースの使用: フォルダ名にスペースを含む場合は、パス全体を二重引用符で囲む必要があります。例: "C:\My Documents\New Folder".
  • アクセス権限の注意: ディレクトリ作成の場所に対して書き込み権限がない場合、フォルダの作成は失敗します。管理者権限が必要な場合は、コマンドプロンプトを管理者として実行する必要があります。

mkdirコマンドの使用をすすめる場合

mkdirコマンドは、フォルダを素早く作成したいときや、自動化スクリプトで複数のディレクトリを生成したいときに非常に便利です。特に、複数階層のフォルダを一度に作成する場合や、ファイル整理のためのフォルダ構造を作成する際に有用です。

関連コマンド

まとめ

mkdirコマンドは、Windowsでフォルダ(ディレクトリ)を作成するための基本的かつ強力なツールです。複数階層のフォルダを一度に作成でき、バッチファイルを使用して自動化することで、作業の効率化が図れます。シンプルでありながら、日常的なファイル管理やプロジェクト管理に不可欠なコマンドです。

Tamaglo

最後までお読みいただきありがとうございます。

執筆者:玉城 学(タマキ マナブ)

IT業界歴10年以上。ヘルプデスク・サーバーエンジニアとしてWindowsの設定、クラウド管理、PC最適化を担当。

現在はPC設定・Office活用の専門家として、ブログやYouTubeで情報を発信中。

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