
目次
はじめに
7-ZipはWindows 11でも問題なく利用できる定番のファイル圧縮・解凍ソフトです。シンプルな操作で高圧縮率を実現し、パスワード保護やコマンド操作にも対応しています。
本記事では、Windows 11上で7-Zipを活用するための導入手順や便利な設定方法、基本操作を解説します。
7-Zipのダウンロードとインストール

- 公式サイト(https://www.7-zip.org/)へアクセス
- 「64-bit x64」版のインストーラーをダウンロード
.exe
ファイルを実行し、「Install」をクリック- インストール完了後、スタートメニューや右クリックから使用可能に
ポイント: Windows 11では64bit版の利用が推奨されます。
右クリックメニューからの操作
7-Zipをインストールすると、エクスプローラーの右クリックメニューに統合されます。
- 解凍:「ここに展開」「<フォルダ名>に展開」など
- 圧縮:「圧縮」「圧縮してメール送信」など
表示されない場合
- 7-Zipの設定画面 > 「7-Zip」タブ > 「コンテキストメニューの統合」を有効化
基本的な使い方(圧縮・解凍)
■ 圧縮方法

- ファイルまたはフォルダーを右クリック > 「7-Zip」 > 「圧縮」
- 「書庫の形式」「圧縮レベル」「保存先」などを設定し「OK」
■ 解凍方法

- 圧縮ファイルを右クリック > 「ここに展開」や「展開…」を選択
パスワード付きファイルの作成

- 圧縮画面で「暗号化」欄にパスワードを入力
- 「ファイル名を暗号化」にチェックを入れると、ファイル名も保護
- 「OK」を押すとパスワード付き圧縮ファイルが作成されます
推奨形式: 7z(AES-256対応、セキュリティ強化)
設定のカスタマイズと便利な機能
- ファイルの関連付け:設定画面から拡張子ごとに7-Zipと関連付け可能
- テーマや言語の切り替え:設定 > “Options” > Language
- コンテキストメニューの表示項目調整も可能
よくある質問(FAQ)
- Windows 11でも7-Zipは問題なく使えますか?
はい、最新のバージョンであればWindows 11完全対応です。
- ストアアプリとの違いは?
ストア版は一部機能が制限される場合があります。公式サイトからのインストールをおすすめします。
- 解凍できないファイルがあります。
対応外の形式や破損ファイルの可能性があります。対応形式一覧を確認のうえ再試行してください。
関連リンク
まとめ
- Windows 11でも7-Zipは公式版を使えば快適に利用可能
- 右クリックメニューを有効にすれば操作性が大幅に向上
- パスワード付き圧縮や関連付けなども柔軟に設定できる
安全で効率的なファイル管理のために、7-Zipの活用をぜひ取り入れてみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。
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